中島知久平邸一般公開

太田市教育委員会が老朽化で原則非公開としてきた市指定重要文化財の中島知久平邸(太田市押切町1417)を来春から一般公開することが分かりました。

10月にも本格的な改修工事に着手し、玄関棟の耐震補強などを行います。

玄関棟は、複数棟で構成される主屋で唯一、館内に入ることができる「地域交流センター」として整備し、市民の会合などに利用する方針。

本格改修を前に9月20、21の両日、中島邸を特別公開します。

中島邸は、現在の富士重工業の元になる中島飛行機を創設し、「飛行機王」として知られる中島知久平が1930年、両親のために生家近くに建てた大邸宅。

1万平方メートル超の敷地には、主屋のほか蔵や表門、門衛所、屋敷神社殿が配置され、主屋南側には約3000平方メートルの庭が広がります。

太田市教育委員会は「規模が大きく質の高い遺構で、本県に残された近代和風建築を代表する建築物」として、遺族から建物と土地を取得し、2009年5月に市重文に指定しました。

太田市は、国重文指定を目指して整備を進めています。







本年度は、当初予算に約1億7000万円を計上して、来春の一般公開へ向けて本格的な整備を進めます。

老朽化している中島邸は市民だけでなく、建築関係者や歴史ファンの関心も高く、3月の公開時には、2日間で約1400人が来場しました。

太田市教委によると、今月の特別公開は主屋全体を館内から見学できる最後の機会になるということです。
中島知久平邸一般公開 中島知久平邸一般公開 Reviewed by I Kinoshita on September 14, 2013 Rating: 5
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