気仙沼から福知山へ救援物資届けられる

台風18号水害の復旧作業に追われる福知山市民の助けになればと、遠く離れた宮城県気仙沼市から、大量の救援物資が届けられています。

東日本大震災で被災した人たちの仮設住宅でのみどりのカーテン作りなど、福知山市の継続した復興支援に対し、「少しでも恩返しを」と、気仙沼市民が呼びかけました。

これまでに、段ボール20箱分が大江町の住民などに配られ、「とてもありがたい」と喜ばれています。

送り主は、気仙沼市内で「福幸酒場おだづまっこ」を経営する熊谷恵さん。

福知山からのボランティアがよく訪れる場所で、熊谷恵さんは「何かお返しができれば」と、常に考えていたということです。

そんなとき、台風18号で福知山が大きな被害を受けたことを知り、すぐに親交のある福知山環境会議の広報担当、土田真奈見さんへ連絡。

現地の状況のほか、家屋の復旧に使うタオルや軍手など必要なものを聞き出し、交流サイト・フェイスブックで、広く提供を呼びかけることに。


その後、地元紙の三陸新報にも取り組みが掲載され、さらに支援の輪が広がりました。

東京のボランティア団体や仙台市の飲食店関係者などからも、協力したいとの申し出がありました。

あっという間に、大量のタオルやゴム手袋などが集まり、すでに第2便までを福知山に発送。

土田真奈見さんらによって、9月23日に戸田のボランティアセンターへ、9月25日には大江町河守新町地区へ届けられました。

大江町での引き渡しには、新町自治会長の山田信夫さんと河守の代表自治会長、廣瀬敬治さんが出席。

2人は「お互いに頑張ろうという気持ちが伝わってきて、とても励みになります。タオルなどはいくつあっても助かるので、大切に使いたい」と笑顔を見せ、温かい支援に感謝しています。

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