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ギャッベ、遊牧民女性による織り実演

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イラン南西部に住む南ペルシャ遊牧民の手織りじゅうたん「ギャッベ」の織り子2人が酒田市を訪れています。

山形県立酒田西高等学校の美術部員5人が作業を見学しました。

一緒に手織りを体験して異国の雰囲気を味わいました。

ギャッベは、イランの遊牧民・カシュガイ族の女性らが羊毛を草木で染色し、手織りしたじゅうたん。

滑らかな手触りが特徴的です。

昨年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されました。


酒田市上安町3丁目の家具インテリア「アカネヤ」(茜谷武史代表)で開かれている「ギャッベフェスティバル」に、織り子のデホニ・ザアフロさんとエスマイリ・サキネさんが訪問。

茜谷武史代表が輸入業者と知り合いだったことから初めて実現しました。


色とりどりの民族衣装を身にまとった2人は、縦糸に色が付いた横糸を編み込み、地道に作業。

じゅうたんは、幅約1・4メートル、長さ約2メートルで、1日に3、4センチずつしか作れないということです。

一緒に手織りを体験した石川紗也さんは「やることは単純だけど、ずっと続けるのは根気が必要」と話してくれました。