ラブラブなコウノトリ!

コウノトリ2羽が滋賀県米原市の水田に飛来し、仲良く過ごしています。

1羽は京都府京丹後市で生まれて7月上旬に巣立ったばかりで、仲間と緑の田園風景を優雅に飛ぶ姿を見せています。

周辺住民が7月25日に雄を見つけ、28日に雌が合流したのを湖北野鳥センターが確認しました。

連れだって稲田や水路で餌のカエルなどをついばみ、左右約2メートルの翼を広げて上空を旋回しています。

観察を続ける安藤博之さんは「有機栽培の田が多く、餌が豊富で気に入ったのでは」と話してくれました。

繁殖に取り組むコウノトリの郷公園の足輪が2羽にあり、雌は京丹後市で4~5月に自然繁殖で5羽生まれたうちの1羽と確認されました。

すぐ父親を亡くし、コウノトリの郷公園が育てて7月9日に放しました。

コウノトリの郷公園は、雄も昨夏巣立った幼鳥同士といい「つがいになるには早く、餌場に寄り合って行動しているのだろう」と。


京丹後市の保護団体「コウノトリネット京丹後」の野村重嘉代表は「元気な様子でうれしい。静かに見守ってほしい」と話しています。

コウノトリは、国の特別天然記念物です。

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