はたのちゃん

畑野小学校(亀岡市畑野町千ヶ畑西山)が、学校のマスコットキャラクターを制作しました。

その名は、はたのちゃん。

昨年地元で発見された、国の準絶滅危惧種ヒダサンショウウオをモデルにしました。

畑野小では「町のシンボルとして、どんどん発信していきたい」と意気込んでいます!

ヒダサンショウウオは、褐色のまだら模様が特徴で、成長すれば体長は十数センチになります。

本州中部以西に分布し、夏は陸上で過ごし、秋から冬にかけては水中に生息します。


昨年夏に、畑野町を流れる大路次川上流で4匹見つかりました。

今年も住民でつくる「土ケ畑の自然を守る会」が畑野小児童らと6月末に観察会を開き、1匹を確認しました。

畑野小は、地元の歴史や自然を学ぶ授業の際に使うシンボルマークを作ろうと企画していたため、ヒダサンショウウオ発見の話を聞き、制作を決めました。

教員が色鉛筆でデザインしました。

サンショウウオは、目立つように黄色く塗り、図書館教育に力を入れていることから本を持たせました。


背景には、山と川、校舎を配し、自然豊かな畑野町をPRできるようにしました。

名前は児童から募り、最も多かった「はたのちゃん」に決定!

校舎のポスターや、勉強をがんばった子どもに渡すシールとして活用し、「かわいい」と大好評!

自然を守る会の道場博会長も「子どもたちが関心を持ってくれてうれしい。畑野町だけでなく、亀岡全体でヒダサンショウウオをアピールしてほしい」と。

井尻利守校長は「児童63人の多くは新興住宅地の子で、地域への愛着をどう育てるかを常に考えてきた。これを機に、古里への興味を持ってもらいたい」と話してくれました。

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