コウノトリがやってきた!みなべ町

和歌山県日高郡みなべ町で8月10日と11日、国の特別天然記念物のコウノトリが飛来しているのが確認されました。

目撃した住民によると、多い時で7羽いたといい、兵庫県豊岡市の兵庫県立コウノトリの郷公園では「四国や九州など広い範囲に飛ぶが、和歌山県にこれだけの群れで飛来するのは初めてではないか」と話しています。

みなべ町徳蔵の農業湯川捷夫さんは、10日午後4時ごろ自宅のすぐ上を大きな鳥4羽が飛んでいるのを発見しました。

翼を広げた長さは1・5メートルほどはあったといい、うち1羽が自宅敷地内の電柱の上に止まりました。

妻の和子さんが図鑑で調べ、コウノトリと分かりました。

しばらくして3羽が、みなべ町筋の学校橋近くの南部川に降り、別の4羽が近くの電柱の先に止まっているのが目撃されました。

近所の人や通り掛かりの人が「大きい」「きれい」と言いながら、立ち止まって見たり、携帯電話で撮影したりしました。


8月11日午前も近くの畑(みなべ町谷口)などで、7羽が集団でいるのが確認されました。

7羽とも足輪が付いていました。

コウノトリの郷公園によると、みなべ町に飛来したのは、今年6、7月、兵庫県養父市内で放鳥したものと豊岡市内などにある人工巣塔を巣立った幼鳥とみられ、和歌山市で確認された6羽と同じ鳥ではないかということです。

和子さんは「ニュースでコウノトリが和歌山市に来たと聞いたばかりだったので、もしかしたらそうかなと思った。よくうちに来てくれたと感動している。何かいいことがあるかもしれない」とうれしそうに話してくれました。


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