露茜収穫!

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和歌山県みなべ町清川で、地区が産地化に取り組んでいる梅の新品種「露茜」の収穫作業が行われました。

和歌山県の過疎対策事業の一環として、2年ほど前に南高梅の木に露茜の穂木を接ぎ木する講習会を開くなどして普及に努めており、過疎対策事業で栽培された露茜が収穫されるのはことし初めてです。

産地化を進める団体の会長を務める箱木英樹さんは「ようやく収穫できるまで育った。これから収穫量をどんどん増やしていきたい」と意気込んでいます。

清川地区は、生活圏単位での活性化を支援する和歌山県事業に採択され、住民が寄合会をつくって活性化のための事業を計画し進めています。

露茜の産地化は、その一環。

清川出荷会(箱木会長)が事業主体となり、普及に取り組んでいます。

和歌山県うめ研究所によると、露茜は、みなべ町(旧南部川村)産の梅「養青」とスモモ「笠原巴旦杏」の交雑種で、独立行政法人「果樹研究所」(茨城県)が開発し、2009年に品種登録されました。


果皮や果肉が鮮やかな紅色となるのが特徴で、梅酒など加工品としての活用が注目されています。

清川地区では、和歌山県事業が始まる数年前から一部の農家が露茜を栽培していましたが、清川出荷会では、2011年10月、和歌山県うめ研究所の研究員を招いて接ぎ木や栽培の方法を学ぶ、初めての講習会を開催。

現在では、農家約60軒が栽培に取り組んでいます。

箱木会長によると、この日は、農家約数十軒が一斉に収穫。

和歌山県事業で栽培を始める前からのものも含め、収穫量は、全体で数百キロになる見通しです。

箱木会長は「栽培する上でいくつかの課題もあったが、うめ研究所の協力で乗り越えながら進めている。露茜は用途が広く多方面から問い合わせがあり、これから収穫量を増やしていければ」と話しくれました。

収穫した露茜は、1カ所に集め、うめ研究所の試験研究も兼ねて、より色が鮮やかになる追熟という処理を行った上で加工業者などに出荷されます。

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