片浦小学校で災害時の孤立に備える宿泊訓練

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神奈川県小田原市唯一の小規模特認校として、小田原市内全域から児童を受け入れている小田原市立片浦小学校で、災害時の孤立に備える宿泊訓練が初めて行われました。

地震や風水害などで交通機関がストップした場合を想定。4、5年生20人と教員らが非常食を食べて体育館に泊まり、「いざ」への備えや課題を確認しました。

小田原市西部の海沿いに位置する片浦小学校は、周辺地域の少子化などで児童数が減少。

昨年度から小規模特認校として、小田原市内全域から児童を受け入れています。

1~6年生計69人の多くが電車やバスなどで通学しています。

小田原市北部の栢山や東部の国府津など離れた地域から通う児童もいます。

標高が高いため津波の危険は少ないが、最寄りのJR東海道線根府川駅からの道は細く、周囲が傾斜地のため、崖崩れなどで孤立する恐れがあります。


そうした事態に備えようと、6月28~29日に訓練を実施。

児童は、学校周辺を歩いて通学路の危険箇所を確認した後、体育館で夕食を食べました。

お湯を注ぐと温かいご飯ができるアルファ米を主食に、魚やコーンの缶詰など非常食を味わい、備蓄の大切さを身をもって知りました。

夜には、地元の防災リーダーから「災害時に家族で落ち合う場所を決めておいて」「自分の身は自分で守る努力を」といった災害への心構えを学びました。

懐中電灯などを頼りに暗い中での行動も体験。

体操用マットや毛布を利用して就寝し、翌朝に解散しました。

沖津芳賢校長は「実際に体験することで、夜間の体育館の寒さや必要なものが分かった。もっと大人数で泊まる場合には、子どもたちの状況把握が難しくなるのでは」との今後の課題も挙げました。


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小田原市立片浦小学校

住所: 〒250-0024 神奈川県小田原市根府川534

電話:0465-29-0250

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