胎蔵界曼荼羅図修復作業完了!修復費用1200万円

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徳島県小松島市松島町の地蔵寺の所蔵で、破損して公開を中止していた徳島県指定有形文化財「胎蔵界曼荼羅図(たいぞうかいまんだらず)」の修復作業が終わり、2年2カ月ぶりに寺に戻ってきました。

6月28日、小松島市小松島町の小松島市ミリカホールで修復を祝う式典があり、檀家ら約200人にお披露目されました。

胎蔵界曼荼羅図は、1799年に制作された縦505センチ、横450センチの藍で染め上げた絹の掛け軸。

2008年12月に掛けひもが切れて落下、一部が破れました。

経年劣化も激しかったため、2010年4月に京都市の業者に修理に出しました。

修復作業では、掛けひもを付け替え、絹地も補修しました。

図の裏側に張り付けて絹地を支える6層のこうぞ紙を全て張り替え、金泥(きんでい)・銀泥(ぎんでい)と呼ばれる絵の具で描かれた仏が剥げ落ちないよう、にかわも塗り直しました。


修復費用は、約1200万円。

住友財団(東京)が400万円、小松島市が100万円、徳島県が95万円を助成したほか、檀家など988人の寄付で賄われました。

今後は、桐箱に入れて寺で保管し、年に1回程度一般公開されます。


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地蔵寺

〒773-0003 徳島県小松島市松島町11−26

TEL 0885-32-1043

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