彦根城を世界遺産にクリアファイル配布!彦根城を世界遺産へ!
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富士山(静岡、山梨両県)の登録が決まり、日本各地で関心が高まっている世界遺産。
彦根市彦根城世界遺産登録推進室専門員の谷口徹さんは
「クリアファイルで彦根城の美しさや琵琶湖とのコントラストを見てもらい、登録に向けてPRしたい」と話してくれました。
クリアファイルは、A4サイズ。
彦根城を中心に周囲の国重要文化財の天秤櫓(てんびんやぐら)や馬屋(うまや)、彦根城博物館などを空撮した写真とともに、「彦根城を世界遺産に」という言葉が添えられています。
彦根市は一万枚を作製。
百枚は、彦根市役所の来訪者に一人一枚ずつプレゼント。
残りは、彦根市が実施する世界遺産の出前講座など彦根城関連イベントで配布する予定です。
彦根城は、1992年に暫定リスト入りしましたが、すでに世界遺産登録されている姫路城(兵庫県)との違いをどう示すかが課題になっています。
現在は、城下町などを含めた江戸時代の大名文化をコンセプトに、姫路城とは違った文化的価値の認知を高めることで、登録を目指しています。
クリアファイルのプレゼントは先着順。
問い合わせは、彦根市彦根城世界遺産登録推進室 電話0749(22)1411。
彦根城世界遺産登録推進室
彦根城を世界遺産に!
彦根城は、国の世界遺産暫定リストに登載されており、世界遺産をめざしています。
昭和47年(1972年)、第17回ユネスコ総会において「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)」が採択されました。
「世界遺産」は、この条約に基づき、人類全体の財産として国際的に保護・保全していくことが義務づけられている「遺跡」や「建造物」・「自然」などのことです。
「世界遺産」として登録するには、ユネスコの「世界遺産委員会」において、遺産の内容が他に類例のない固有のものであり、国際的に決められた評価基準に照らして「顕著で普遍的な価値」があると認められなければなりません。
また、その価値にふさわしい有効な保存管理が手厚くなされていることも必要条件となっています。