ゴールラインテクノロジー

サッカーのイングランド・プレミアリーグは、ゴール判定で審判を補助する最新技術を来季の試合から導入すると発表しました。

「ゴールラインテクノロジー」(GLT)と呼ばれる技術で世界各国のリーグ戦で採用が決まったのはイングランド・プレミアリーグが初めて。

導入は、イングランド・プレミアリーグに属する全20クラブの会長会議で決まりました。

「ゴールラインテクノロジー」(GLT)には、複数の方式があります。

イングランド・プレミアリーグが選んだのは、英国企業が開発した計7台のカメラを使ってボールの軌道を正確に追う「ホークアイ」方式。

ゴールと認定した場合、審判や試合関係者の腕時計にシグナルを即座に送って知らせます。

プレミアリーグのリチャード・スキューダモア最高経営責任者(CEO)は、GLT導入の理由について、サッカーは基本的に得点が多いチームが勝つ単純なゲームと説明。

試合運営をあずかるものとして正確な判定を保証するためのあらゆる努力が必要とし、ホークアイ方式では、カメラがとらえた画像が試合中継などのテレビで再生出来るのが利点とも述べました。


ホークアイは、テニス大会などで既に導入済み。

国際サッカー連盟(FIFA)は今月初旬、ブラジルで今年6月開催の国際大会コンフェデレーションズカップでドイツ企業ゴールコントロールが手掛けたGLTを試験すると発表。

「ゴールコントロール4D」と呼ばれる技術で、スタジアム内に設置した計14個の高速度カメラを用いボールの位置を確認。

欧州の他の主要リーグでは、GLT採用について意見が分かれています。

ドイツのブンデスリーガ(1部リーグ)は、早くとも2015年までに導入する計画はないと言明。

イタリア1部リーグ(セリエA)の首脳は最近、採用する必要はないと表明。

スペイン1部リーグの幹部は、3年内に導入が実現することを期待すると述べました。

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