津波対応型救命艇試作艇公開!現代版ノアの箱舟!
大津波に備えて国土交通省が開発している津波対応型救命艇の試作艇が高知市桟橋通5丁目の高知運輸支局前で公開されました。
現代版「ノアの箱舟」と言える救命艇で、今夏まで同支局前に展示し、高知県民に出入りの方法や搭乗時の感覚を体感してもらいます。
東日本大震災で多くの人が津波の犠牲になったことを受けて国交省四国運輸局が昨年2月に開発に着手。
試作艇は、全長8・4㍍、幅と高さは約3㍍で、最大35人(座席数は25)を収容できます。
強化プラスチック製の船体は、鋼板と緩衝材で保護され、転覆してもすぐ元に戻る設計。
東日本大震災級の秒速10㍍の津波に流されて構造物と衝突しても耐えられる強度を実現しました。
四国運輸局は、この救命艇を民間の造船、重機会社などが造れるように仕様書を近くまとめる予定。
1艇当たり700万円程度の費用で量産できると見込んでいます。
四国運輸局や高知県は、避難困難地域や福祉施設などで「避難が間に合わない人たちの〝最後の選択肢の一つ〟」として、普及が進むことを想定。
四国運輸局の丸山研一局長は「購入を支援する(補助などの)仕組みの確立が重要」と話しています。
公開初日は、自治体や自主防災組織の関係者ら約120人が見学しました。
現代版「ノアの箱舟」と言える救命艇で、今夏まで同支局前に展示し、高知県民に出入りの方法や搭乗時の感覚を体感してもらいます。
東日本大震災で多くの人が津波の犠牲になったことを受けて国交省四国運輸局が昨年2月に開発に着手。
試作艇は、全長8・4㍍、幅と高さは約3㍍で、最大35人(座席数は25)を収容できます。
強化プラスチック製の船体は、鋼板と緩衝材で保護され、転覆してもすぐ元に戻る設計。
東日本大震災級の秒速10㍍の津波に流されて構造物と衝突しても耐えられる強度を実現しました。
四国運輸局は、この救命艇を民間の造船、重機会社などが造れるように仕様書を近くまとめる予定。
1艇当たり700万円程度の費用で量産できると見込んでいます。
四国運輸局や高知県は、避難困難地域や福祉施設などで「避難が間に合わない人たちの〝最後の選択肢の一つ〟」として、普及が進むことを想定。
四国運輸局の丸山研一局長は「購入を支援する(補助などの)仕組みの確立が重要」と話しています。
公開初日は、自治体や自主防災組織の関係者ら約120人が見学しました。