仮復旧のバス高速輸送システム.BRT・JR大船渡線スタート!

東日本大震災で被災し、不通となっているJR大船渡線、気仙沼(宮城県気仙沼市)―盛(さかり)(岩手県大船渡市)間(43.7キロ)で仮復旧のバス高速輸送システム(BRT)の運行が始まり岩手県大船渡市の大船渡駅で記念のセレモニーが行われました。

運行主体のJR東日本や沿線市の関係者ら約100人が出席し冨田哲郎社長が「これを起爆剤に復興への足音を確かなものとしてもらえるよう、精いっぱい努力する」とあいさつ。

駅舎を出るバスを拍手で見送りました。

BRT専用道は現在、大船渡-盛間のうちの1.9キロ。

JR東日本は、今夏までに約14キロに延ばします。

その後の整備は、沿線自治体などと協議しています。

区間内で激しく被災した岩手県陸前高田市内に長部(おさべ)、高田病院の二つの停車駅を新設、3駅を内陸側に移設しました。


本数は震災前の列車ダイヤに比べ、利用者が多い陸前高田-盛間は1日上下51本(震災前19本)と大幅に増えた一方、気仙沼-上鹿折間は11本(震災前19本)と減りました。

運行は、岩手県交通とミヤコーバスに委託します。


通学で利用するという大船渡市末崎町の大船渡高2年紀室夏実さんは「車で送り迎えしてくれていた親が喜んでいる。外出する人も増えるのではないか」と話しました。

使用する車両は77人乗り。

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