畑の中のごはん屋ちょっこら 仙台市若林区日辺農家レストラン

東日本大震災で被災した仙台市若林区日辺の加藤一さん、和江さん夫婦が被災体験をバネに農家レストラン「畑の中のごはん屋『ちょっこら』」を自宅に開きました。

仙台市東部地区では初という農家レストランです。

新鮮な野菜をふんだんに使った料理が評判を呼んでいます。

週2日の営業日は、3月中旬まで予約で埋まる盛況ぶりです。

築40年の加藤さん宅は震災で大規模半壊。

所有する畑のうち名取川沿いの一角には、大量のがれきが漂着しました。

農家仲間にがれき撤去を手伝ってもらったり、近所に野菜を配ったりする中で人と人のつながりの大切さをあらためて感じました。

津波被害を受けた沿岸部の農家が次々と営農再開を断念する中「残った自分らが踏ん張らなければ」との思いも。

レストラン経営を胸に秘めていた加藤和江さんが一さんに提案。

農作業の傍ら、レシピ考案などの準備を進めオープンしました。


メニューは「ちょっこら定食」(1200円)の1種類。

煮物やおひたし、ポタージュ、マリネなど10種類のおかずのほか、食べ放題の漬物やサラダなど、彩りも鮮やかな品々が並びます。


火、土曜の昼間に営業し、1日15人ほどを受け入れています。

特に宣伝したわけではありませんが口コミで評判が広がり3月半ばまで予約でいっぱいです。


「自分たちが提供した料理を通じてお客さんが話に花を咲かせているのが、本当にうれしい」と一さん。

和江さんは「今後もメニューに工夫を凝らし、来た人が自然と笑顔になる店を目指したい」と話してくれました。


予約受け付けは、午後5~9時。


ちょっこら

住所 若林区日辺字宅地96

営業時間は11時30分~15時 ※要予約(予約時間は17時~21時)

電話 022-289-2554

携帯090-7522-5260

営業 火曜日・土曜日≪完全予約制≫

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