富士山国際観光協会・富士スバルライン冬季全線開通要望!

山梨県富士河口湖町の観光業者らが外国人観光客の誘致を目的とした「富士山国際観光協会」(山下茂会長)を立ち上げました。

設立総会を開き、観光客が少ない冬場の対策として、富士山5合目に通じる富士山有料道路(富士スバルライン)の冬季の全線開通を山梨県に求めることを決めました。

東南アジアなどの観光客は雪に関心が高いため、全線開通により雪と富士山をセットに売り出し観光地としての魅力を高めたい考えです。

富士山国際観光協会設立総会には、観光業者ら約20人が参加。

富士山国際観光協会によると、冬季は観光客数が落ち込み、特に12~2月の平日は宿泊客が少ないのが実情だそうです。

シンガポールやタイなど東南アジアからの観光客にとって雪は珍しく、全線開通で雪景色を楽しむツアーや雪に触れる体験などを行い、誘客につなげることを目指します。


富士山国際観光協会は今後、勉強会を開き、専門家などを招いて技術的に冬季の全線開通が可能かを検討。

富士河口湖町を通じて山梨県に全線開通を要望します。

参加した観光業者からは「観光客から冬場も5合目まで行きたいという要望は強い」「富士山を資源として活用するためにも必要」などの意見が出されました。

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