イタヤカエデの樹液採取!大網保育園・つるおか森の保育研究会

大網保育園(山形県鶴岡市)の園児たちが近くのブナ林でメープルシロップのもととなるイタヤカエデの樹液採取を行いました。

樹皮に電動ドリルで穴を開けて差し込んだホースから透明な樹液が流れ出すと、園児たちが歓声が上がりました!

大網保育園は、行政や民間、市立保育園などで組織する「つるおか森の保育研究会」の交流保育事業の拠点施設として2010年度から四季折々の自然に親しむ保育活動に取り組んでいます。

イタヤカエデの樹液採取は、つるおか森の保育研究会の自然体験活動の一環。

冬にも森の恵みがあることを子供たちに知ってもらい、メープルシロップ作りなどを通して食育につなげることを目的としています。

今回は、3~5歳児6人と保育士、地域のお年寄り、自然体験活動のコーディネーターを務める上山剛司さん(環境教育工房LinX)が参加。

ブナ林に自生しているイタヤカエデのうち3本に電動ドリルで大人の親指ほどの穴を開けてホースを挿入。

透明な樹液が流れ出ると園児たちが「出てきた!」と歓声を上げました。


上山剛司さんの勧めで穴付近に指を伸ばし、樹液を少しだけすくってなめた園児たちは「少し甘い!」

井上春乃ちゃんは「水みたいで、ちょっとだけ甘かった。みんなと一緒に炊き込みご飯にして食べたい」と話しました。

樹液は、来月末ごろまで採取を続け、その後煮沸消毒してメープルシロップにし、炊き込みご飯などにして食べるます。

大網保育園の難波きみ園長は「今春には朝日地域の4保育園が統合される。自然の生命力を学ぶこの活動が続いてほしい」と話してくれました。

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