233万5000円で落札!升田幸三-大山康晴戦・将棋盤セット

長野市の長野ホテル犀北館で行われた第38期棋王戦5番勝負第1局に合わせて長野ホテルにオークション対象として展示された将棋盤と駒、駒台が233万5000円で落札されました。

升田幸三、大山康晴の両元名人が1958(昭和33)年に長野ホテルで対局した第7期王将戦第7局で使われた一式。

落札したのは、松本市の自営業男性。

将棋盤の裏には数々の名勝負を残した2人の揮毫(きごう)があり落札した男性は「将棋ファンの一人として歴史的な魅力を感じた」。

スランプで無冠に陥っていた大山康晴元名人が「大山時代」復活の足掛かりをつかんだ一戦といわれ「棋譜からも熱戦だったことが分かる」落札した男性は話してくれました。

来場者の間で「300万~400万円にはなるだろう」といった声も出ていたといい「落札できて幸運だった」と振り返りました。


オークションは、棋王戦前夜祭と当日の大盤解説会に合わせて実施。

最低価格100万円で、展示場に置いた箱に金額や氏名を書いた紙を随時入れる方式。

4人が入札しました。

落札金額の一部は、福祉目的に寄付する予定。

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