JR浜松駅周辺喫煙所撤去
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歩行者の多い駅前広場や百貨店近くなどにあり通行人から苦情が出ているためだそうです。
浜松市は、移設を検討していますが適当な場所を見つけるのは難しくスモーカーの行き先は煙の中。
撤去が検討されているのは、浜松駅南口広場や北口の自動車送迎レーン横の遠鉄百貨店付近、遠州鉄道第一通り駅前など計6カ所。
2006年に、吸い殻のポイ捨てや歩行喫煙防止を目的に設けられ駅利用者らが活用しています。
このうち駅南口広場は特に利用者が多く喫煙者が指定スペースの外まではみ出すのが常態化しています。
「当時はポイ捨て防止を重視して、人通りが多いところにした」と市産業部の担当者。
しかし近年は、受動喫煙防止をうたった健康増進法が定着し飲食店内でも完全分煙を求めるといった流れが主流になっています。
浜松市は「歩行者の苦情もあって、現状は適切とはいえない」とし見直すことに。
喫煙所がなくなると、路上喫煙が分散したり、ポイ捨てが増えたりする恐れもあります。
担当者は「できればどこかに確保したいが、あまり離れて分かりにくいところでは意味がない。適当な場所はなかなかない」と話しています。
静岡県内では、静岡市が静岡駅北口周辺を06~09年にかけて路上喫煙禁止区域に指定したところ、南口側で路上喫煙が増加。
今年10月、南口周辺も禁止区域にすると同時に、喫煙所を設けた例があります。