280mの巨大捕獲おり設置・鹿農作物被害防止へ

鹿による農作物などの被害を防ごうと、岡山県奈義町や勝英農協などでつくる奈義町有害鳥獣被害防止対策協議会は、周囲約280メートルに及ぶ巨大捕獲おりを奈義町内に設置しました。

町によると有害鳥獣の捕獲おりでは県内最大。

12月から使用を始めます。

設置場所は、何度も食害に遭っている奈義町中島東の牧草地(約35アール)。

おりは、上から見るとヒョウタンのような形で鉄パイプを2メートル間隔で立て、高さ2・8メートルの鉄製の網を張り巡らせています。

進入口6カ所のうち5カ所は、中に入ると出られない構造。

もう1カ所は太陽光発電で蓄えた電気で動き、決められた時間に扉が閉まるタイプ。

ヒョウタンのくびれに当たる部分近くには2列のカーテン式ネットを設け、入ったシカをおりの奥に追い込む。


奈義町と国の助成を受け、約270万円で設置。

奈義町の鹿による稲や苗木、牧草などの農林被害額は2011年度約1100万円で、09年度の約550万円に比べ倍増しています。

奈義町有害鳥獣被害防止対策協議会は「一度に何頭もの捕獲が期待できる。効果が実証されれば他の場所での導入も検討したい」としています。

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