玉川ダムピンチ・雨不足で貯水率大幅低下

秋田県内にあるダムの貯水率が雨不足で低下しています。

秋田県が管理するダム15カ所のうち5カ所で40%を切りました。

国管理の多目的ダム・玉川ダム(秋田県仙北市)では、1991年に運転を始めて以来最低となる8.8%まで落ち込み、8月31日にダムの水で動かす玉川発電所が発電を初めて停止しました。 

秋田県河川砂防課によると、5カ所の貯水率は、皆瀬ダム(湯沢市)13.5%、大松川ダム(横手市)17.2%、協和ダム(大仙市)19.7%、素波里ダム(藤里町)24.1%、岩見ダム(秋田市)35.1%。

秋田地方気象台によると、8月の降水量は30日までで象潟が28.5ミリ(8月平年値158.5ミリ)、大曲32.5ミリ(192.9ミリ)、横手46.0ミリ(181.0ミリ)、鷹巣51.0ミリ(192.8ミリ)などで「8月は、県内全32観測地点で平年を下回る可能性が高い」そうです。



貯水率の低さが際立つのが玉川ダム。

玉川発電所によると、発電には貯水位(標高)357.7メートル以上が必要。

通常、380メートル以上あるというが、8月に入ってから下がり続け31日にほぼ限界の水位となって発電停止を決定。

玉川発電所は、最大出力が2万3600キロワットで東北電力に売電しており最大で約6万世帯分を担います。

今のところ、東北電力全体としては供給に余裕があり、生活には影響は出ないとしています。

国土交通省玉川ダム管理所によると、 玉川 ダムに水が入る上流域の降水量は、平年の37%ほどにとどまっています。



このまま雨が降らなければ、今月上旬にも最低水位(貯水率ゼロ)に下がり農家や一般家庭に供給できなくなってしまいます。

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