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玉川温泉の岩盤浴場・冬季利用検討

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秋田県仙北市田沢湖玉川の玉川温泉で2月に岩盤浴場にいた3人が死亡した雪崩事故を受け、秋田県や仙北市、温泉関係者らでつくる「玉川温泉地区利用適正化連絡協議会」(会長・阿部雅弘県自然保護課長)は、岩盤浴場の冬季利用について話し合いました。

事故があった場所から離れた場所は使用できる可能性があり、11月中にも結論を出すことを確認しました。

防災科学技術研究所・雪氷防災研究センター新庄支所と土木研究所雪崩・地すべり研究センター(新潟県妙高市)の計4人が現場などの地形や植生などを調査。

その結果がこの日の協議会会合で報告され、事故が起きた場所については「危険で無理」との結論に達しました。

一方で、事故の場所から北西に約70メートル離れた地点にある2カ所については、防護策を設置することなどで利用できる可能性があるとしました。


玉川温泉地区利用適正化連絡協議会は今後この2カ所について検討を進めます。

玉川温泉の岩盤浴場は4月、夏季限定(11月ごろまで)で再開されています。