自動車税の軽減措置廃止・岡山県
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自動車が珍しい時代に医師が往診に回ったり、自ら患者を救急搬送していた名残ですが、自動車の普及が進み、医療環境も改善されて不要になったと判断。
軽減措置は、医師らが医療に関して使う自動車を対象に1954年に創設。
排気量2000ccの車なら通常3万9500円の自動車税が1万9800円とされるなど1台当たり2万2千〜1万1200円が軽減されてきました。
岡山県税務課によると、同様の措置を残しているのは岡山、神奈川、愛知の3県のみ。
岡山県内の対象も多い時は700台を超えていましたが、本年度は339台で軽減分は557万円でした。
岡山県は、条例改正案を9月10日開会予定の定例県議会に提案、可決されれば13年度分の徴収から適用。
岡山県医師会には既に廃止方針を説明しているが、「反対意見は出ていない」そうです。