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東日本大震災の津波で流失したボート、宮崎で見つかる!

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宮崎県の日向海上保安署は、宮崎県延岡市の浦城海水浴場で東日本大震災の津波で流失した岩手県大船渡市ヨット協会所有のプレジャーボート1隻が漂着して見つかった、と発表しました。

日向海上保安署によると、ボートは長さ4.7メートル、幅1.49メートル。

延岡市漁協の職員が28日午前9時50分ごろに発見しました。

「ヨット協会」と書かれた船名や船舶検査済票番号で所有者が判明しました。

ボートは左舷が破損、海藻類が付着しており長期間漂流後、台風15号の影響による高波で打ち上げられたとみられています。

震災当時は、大船渡市赤崎町清水浜地区に陸揚げし保管していました。

大船渡市と延岡市は、直線で約1200キロ離れています。

日向海上保安署は「海流は複雑で、どういう経路で流れ着いたかは分からない」と説明。

大船渡市ヨット協会の三浦英和事務局長は「びっくりした。画像で確認したが、大破状態だった。せっかく見つかったのに、もう使用できないのが残念だ」と話しました。


プレジャーボートは、海上でヨット練習者の安全を監視したりレースでコース上にブイを置いたりするときなどに使用されていました。