100年前の鉄道のレール旧JR大分駅で発見

完全高架化に伴い撤去工事が進む旧JR大分駅のホームで100年前に製造されたレールが支柱として再利用されているのを鉄道友の会九州支部会員の田口雅延さんが発見しました。

JR九州大分支社によると、このレールは月内に撤去してそのまま処分される可能性が高いそうです。

田口雅延さんは、中古レールが戦後の物資不足の際良質な建材として重宝されていたことを知って旧駅でも使われていないかと、閉鎖直前の2月に構内を調査。

旧北口改札やホームで屋根の支柱や骨組みとして使われていることが分かりました。

このうち旧4番ホームで屋根の支柱として使われていたレールは、製造年となる「1912」、北九州市の官営八幡製鉄所が製造したことを示す「S」、重さ、形状が記されています。

田口雅延さんはこのレールは、旧駅が開業したころに敷かれて1945年の大分大空襲による建て替えや60年代のホーム拡張の際に再利用されたのではないかと推測しています。

旧4番ホームはかつて寝台特急「富士」や「彗星(すいせい)」「高千穂」が停車し、近年は特急「にちりん」や「ソニック」が止まっていました。

田口雅延さんは「旧駅を長年見続けてきた生き証人で、多くの乗降客を見守ってきたレール。


新しい大分駅ビルで、展示してもらえないだろうか」と話しています。

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