1000匹のオニヒトデが石垣の海岸に打ち上げられる
石垣市桴海の浦底湾に面した海岸に約1千匹のオニヒトデが打ち上げられていることが確認された。
浦底湾沿いにある水産総合研究センター西海区水産研究所石垣支所の鈴木豪研究員は、沖合のサンゴを食べ尽くして餌を求め浅瀬に向かったオニヒトデで「数年前からの大発生の末期的状況ではないか」とみている。
大量のオニヒトデは同研究所の桟橋を中心に幅約100メートルの範囲の砂浜に広がっている。
満潮時に打ち上げられ飢餓状態で海に戻る力を失ったとみられている。
鈴木研究員によると浦底湾沖合は一昨年秋まで約60%のサンゴ被度があったが、現在サンゴはほぼ全滅に近いという。
「オニヒトデの大発生自体は世界中で知られているが浜辺に打ち上げられる事例は珍しい」とした。
八重山ダイビング協会の佐伯信雄さんは「陸上からの赤土堆肥の流出による海の富栄養化を大発生の原因とみる研究もある」とし陸地の環境対策を呼び掛けた。
浦底湾沿いにある水産総合研究センター西海区水産研究所石垣支所の鈴木豪研究員は、沖合のサンゴを食べ尽くして餌を求め浅瀬に向かったオニヒトデで「数年前からの大発生の末期的状況ではないか」とみている。
大量のオニヒトデは同研究所の桟橋を中心に幅約100メートルの範囲の砂浜に広がっている。
満潮時に打ち上げられ飢餓状態で海に戻る力を失ったとみられている。
鈴木研究員によると浦底湾沖合は一昨年秋まで約60%のサンゴ被度があったが、現在サンゴはほぼ全滅に近いという。
「オニヒトデの大発生自体は世界中で知られているが浜辺に打ち上げられる事例は珍しい」とした。
八重山ダイビング協会の佐伯信雄さんは「陸上からの赤土堆肥の流出による海の富栄養化を大発生の原因とみる研究もある」とし陸地の環境対策を呼び掛けた。