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8月, 2020の投稿を表示しています

コイが泳ぐハス池の飾り付け、荻野製畳工場

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  荻野製畳工場が、店頭にコイが泳ぐハス池をイメージした飾り付けをしています。 以前は畳製造に使っていた場所で、ガラス戸越しに道行く車や人に涼を届けています。 荻野製畳工場社長の母、宮入一枝さんが15年ほど前から、月ごとに年中行事にちなんで飾り付けています。 6月は梅雨、8月7月までは七夕が題材で、その後は涼を求めて池のコイにしました。 2畳分の置き畳の上に薄い青緑の布を敷いて池に見立て、コイや亀の飾り物、ハスの造花を飾り付けました。 長さが50センチほどあるニシキゴイの陶製の飾り物は二つあります。 宮入さんの亡き父の品を飾っていたところ、数年前に知り合いから「これも飾って」と同じ物をもらいました。 「家にある物を取っ換え引っ換えしている。少しでも涼しく見えるといい」と宮入さん。 9月は重陽の節句にちなみ、キクの装飾にする予定です。

新製品開発改良促進事業補助金でイチゴの茎棒茶商品化へ

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  茶のみ仲間と石川県立大は、イチゴの茎を使った棒茶の商品化に乗りだしました。 農作物の栽培過程で捨てられる部位を有効活用する取り組みです。 金沢市の補助金を活用して共同研究を進めています。 イチゴ特有の甘酸っぱい香りを生かしながら、普段使いできる優しい風味の棒茶に仕上げ、2022年秋ごろの発売を目指しています。 イチゴの栽培は通常、親株から子株を増やす方法が用いられています。 親株と子株の間は茎状の器官「ランナー」でつながっており、株分け後は廃棄されています。 天然資源の有効活用を研究テーマとする、石川県立大生物資源環境学部の関口光広講師が焙煎することで香りが良くなるランナーに着目しました。 農業廃棄物の減少と農家収入の向上に役立てようと、独創的な商品開発に定評のある「茶のみ仲間」の西上寛社長に共同研究を提案しました。 棒茶はランナーを乾燥、焙煎した「茶葉」から抽出します。 共同研究では、乾燥、焙煎、袋詰めなどの工程を経てもイチゴの風味が残るように最適な乾燥時間や焙煎温度、棒茶に適した品種などを検証しています。 ランナーを安定的に確保するため、事業に協力する生産者の確保も進めています。 焙煎した茶葉を粉末化し、加工用に用いることも検討しています。 商品の付加価値を高めるため、含有成分の分析や機能性評価も行います。 共同研究費の一部には金沢市の「新製品開発・改良促進事業」補助金を充てます。 茶のみ仲間の西上寛社長は「香料を使っていないので、イチゴ本来の優しい香りを堪能できる。試作を重ね、さまざまな場面で楽しめる商品を完成させたい」と話してくれました。 株式会社 茶のみ仲間 代表者 西上寛(Hiroshi Nishiue) 創業 平成24年6月21日 所在地 〒921-8171 石川県金沢市富樫2丁目8-24 電話番号 076-227-9400 FAX番号 076-227-9924 事業内容 食品、雑貨の製造および販売 直営店舗 日本茶のある暮らしのお店 茶のみ(本社所在地に同じ)

沖縄ぜんざい、夏の名物、控えめな甘さ

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  煮豆店を経営する青木和代さんが金時豆の甘煮を使った沖縄風かき氷「沖縄ぜんざい」を、滋賀県高島市今津町の今津浜水泳場近くの湖岸沿いにある店舗で販売を始めました。 沖縄ぜんざいは、甘く炊いた金時豆の上にたっぷりのかき氷をのせた冷たい食べ物のことです。 1932年創業の「青木煮豆店」を両親から受け継ぐ青木和代さんが今夏、自宅に設ける支店の新商品として試作を重ねてきました。 支店開設を担当した高島市商工会職員が青木和代さんの煮豆を以前に購入していたこともあり、沖縄旅行からヒントを得て「夏の名物に」と青木さんに提案しました。 青木和代さんの甘煮は、金時豆を水に漬けた後にふんわりと炊き上げ、味付けなど3日がかりの工程を経て作られます。 沖縄ぜんざいは、器の底に薄く盛り付けたかき氷の上に金時豆をたっぷり敷き詰め、その上に山盛りにしたかき氷に金時豆と白玉団子をのせ、自家製の黒蜜をかけて仕上げました。 金時豆は、かき氷に黒蜜をかける分、甘さを通常の甘煮より控えめにしています。 青木和代さんは「控えめな甘さの豆とふんわりとしたかき氷で涼しさを感じて」と話してくれました。 1杯800円です。 9月末ごろまで土日祝日のみ販売する予定です。 営業時間は、午前10時~午後6時。 連絡は、青木和代さん携帯、090(5098)5916。

茂手木真知子さんに感謝状、特殊詐欺を防ぐ

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  大宮東署は特殊詐欺を未然に防いだとしてセブンイレブン大宮新堤店の店長茂手木真知子さんに感謝状を贈呈しました。 80代無職女性がセブンイレブン大宮新堤店に来店。 不安そうな様子で「催促のメールがきたので、プリペイドカードを買いに来た」などと話したことから、女性に届いたメールを確認して詐欺を疑い、110番しました。 茂手木真知子さんは「高齢者の利用者も多いので、カードや振り込みについての申し出があった場合には使い道などを詳しく聞くようにしている。女性が被害に遭わなくて良かった」と話してくれました。 大宮東署の山並俊彦所署長は「高齢者に寄り添ってよく話を聞いてくれた。被害未然防止に感謝します」と話してくれました。

ナガエツルノゲイトウ(特定外来生物の水草)駆除作業

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兵庫県明石市などのため池でナガエツルノゲイトウ(特定外来生物の水草)が増殖し、ため池の管理者や環境保護に取り組む住民が警戒を強めています。 在来種の生態系や水田の管理に悪影響を与えかねないといい、寛政池では、地元住民らが駆除作業に乗り出しました。 東播磨県民局によると、ナガエツルノゲイトウ(特定外来生物の水草)は南アメリカ原産。 環境省が2005年、特定外来生物に指定しました。 切れた茎からも増殖し、池の全面を覆ってしまうほどの強い生命力を持つのが特徴です。 絶滅の危険が増している水草アサザなどの生育を脅かします。 増殖したナガエツルノゲイトウ(特定外来生物の水草)が用水路に詰まるなど、水田管理の面で被害の深刻さも増しています。 2018年秋、ため池「天満大池」水系の3池で初めて繁殖を確認されました。 今年3月には、寛政池でも見つかりました。 河川を通じて神戸市などから流入したとみられています。 地元などでは防護ネットを張るなどの対策を採りましたが、その後も増え続けました。 寛政池の駆除作業には、兵庫・水辺ネットワークのメンバーや地元の水利組合などの計25人が参加して行われました。 半日がかりでナガエツルノゲイトウ(特定外来生物の水草)やオオフサモといった外来生物を手作業で取り除きました。 今後も繁殖しないよう注意深く見守る傍ら、ほかのため池でも観察を続け、繁殖の食い止めを図っていきます。

岡山智恵子さん、原田ひとみさんに感謝状。詐欺被害防ぐ

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電子マネーを介した架空請求の詐欺被害を防いだとしてファミリーマート中町森本店の店員、岡山智恵子さんと原田ひとみさんに西脇署の岡田和仁署長から感謝状が贈られました。 岡山智恵子さんと原田ひとみさんは、60代の男性が情報端末機で電子マネー30万円分を購入しようとしているのに気付きました。 尋ねると、男性は「自分で使う」と答えましたが、岡山智恵さんが「ニュースで見た特殊詐欺の手口にそっくり」と思い直し、車に戻っていた男性を追いかけました。 男性は何者かと電話で話し、電子マネーの番号を伝えようとしていたため、懸命に止めて電話を切ってもらい110番しました。 男性は、電話会社員を名乗る男から携帯電話で電話料金の未納を理由に電子マネーを購入するよう言われました。 男が丁寧な口調だったこともあり、信じ込んで料金を支払おうとしました。男性は「まさか自分がだまされるとは」と驚いた様子だったということです。 西脇署の岡田和仁署長は「まさにファインプレー。冷静に対応していただいて感謝したい」と話してくれました。