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9月, 2019の投稿を表示しています

タゴガエル

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三河地方を中心に生息しているタゴガエルが名古屋市内で初めて確認されました。 タゴガエルはアカガエル科に属しています。 褐色やオレンジ色の背中と「ググッ」と喉の詰まったような鳴き声が特徴です。 愛知県環境審議会専門調査委員の村松正雄さんが4四月、東谷山(守山区)の沢沿いで発見しました。 なごや生物多様性センターが今月発行したニュースレター「生きものシンフォニー いのちかがやくなごや 28号」で報告しました。 名古屋市版レッドリスト2020への掲載に向けて調査・検討を進めています。 レッドリストは、絶滅の恐れのある野生生物をまとめたものです。 名古屋市は2002年の公表以降、改訂を重ねてきましたが、これまでタゴガエルの記録はありませんでした。 愛知県内に生息する動植物を掲載する「グリーンデータブックあいち2018」でも、名古屋市はタゴガエルの分布域から外れています。

カツオの心臓を煮て串に刺した珍味

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大瀬勇商店が、あまり市場に出回らないカツオの心臓を使った新商品を販売しています。 レバーのような味の心臓を煮て串に刺した珍味です。 カツオの心臓は大人の親指の爪ほどの大きさです。 鶏のレバーに似た味とねっとりとした食感が特徴です。 昔から、しょうゆや砂糖で煮て食べられてきました。 カツオ一匹から取れるのは一個の上、鮮度が落ちるのも早いため、これまで商品化はせずに生の状態で料理店などに卸してきました。 魚介類など地元の特産品を串に刺して販売するご当地グルメ「おわせ棒」の新商品を考えていた大瀬勇商店の大瀬邦裕さんが、カツオの薫製「生節」を生産する際に出る心臓に着目して新商品として八月から試験的に販売を始めました。 尾鷲港で水揚げされたカツオの心臓を使って、初めに1分ほど塩ゆでします。 その後、砂糖、しょうゆ、料理酒、みりんの入った鍋で、くさみ消しと風味付けにショウガも加えて約15分間煮込みます。 1串に3個ほど刺し、2串を1パックにして350円(税込み)。 生節の生産に合わせて作るため数量限定です。 冷蔵庫で三カ月ほど保存できます。 大瀬勇商店の大瀬邦裕さんは「食べやすく、おつまみにぴったりの味。新たなご当地グルメになれば」と話してくれました。 大瀬勇商店 住所 〒519-3618 三重県尾鷲市栄町2-16 TEL 0597-22-0563 FAX 0597-22-0311 営業時間 10:00~18:00 定休日 不定休

立動哨自律型警備ロボットREBORG-Z

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静岡空港は慢性的な警備員不足を解消するために自律走行型の警備ロボットを導入します。 静岡空港によると、国内空港では成田(千葉県)に続いて二カ所目。 警備ロボットは高さ一・五メートルほど。 周囲を撮影しながら空港内を巡回し、警備員が常駐する管理室でリアルタイムで映像を確認できます。 センサーを搭載しており、空港利用者や荷物カートなどの障害物を周囲に検知すると自動で止まり、障害物がなくなると再び動き始めます。 巡回時間やルートを登録すれば、自動で巡回し、充電スポットに戻ってきます。 一時間の充電で二時間動き続け、リース料は五年間で約二千五百万円です。 成田に比べ、静岡空港の警備ロボットは案内機能も備えているのが特徴です。 17インチの液晶画面が付いており、利用者が操作すれば、総合案内所やトイレなどの場所を四カ国語で案内してくれます。 空港会社の担当者は「いろんな場所に移動するので、広範囲で案内業務が可能になる」と話しています。 空港会社は四月に民営化し、人工知能(AI)を搭載した清掃ロボットの実証実験をするなど、業務の効率化を模索しています。 立動哨自律型警備ロボット「REBORG-Z」国内空港初導入 富士山静岡空港株式会社では、2019年4月から自立した空港運営を開始し、既にお知らせしました道路保守・管理システム、清掃ロボットに続き業務効率化プロジェクト第3弾となります綜合警備保障株式会社(ALSOK)の警備ロボット「REBORG-Z」を国内空港として初めて導入することと致しました。 警備業における人手不足対策が重要な課題となる中、今後もALSOKと協力して新技術等を活用し旅客ターミナルビル警備の更なる効率化と高度化を目指します。 【導入ロボットの特徴】 ①搭載カメラによる360度の周辺監視が可能。常時録画機能で不審物放置映像等の事後確認も可能。 ②超音波センサーやレーザーセンサーなどを搭載し、一般利用客が歩行するパブリックエリアでも精度の高い自律巡回が可能。 ③事前登録データとの照合により不審者や特定人物の早期発見が可能。搭載スピーカーによる不審者等への遠隔操作での注意喚起や警告等も可能。 ④大型ディスプレイを活用した案内機能を強化。日本語・英語・中国語・韓国語で問い合わせの多い情報

特定外来生物アカカミアリ

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富山県は、射水市の伏木富山港にある富山新港国際物流ターミナルで有毒の特定外来生物「アカカミアリ」が見つかったと発表しました。 富山県内で確認されるのは初めてです。 人的被害は確認されていません。 国内の港湾でヒアリの生息調査を実施している環境省から委託を受けた調査業者が、港内の160カ所に餌を入れたわなを設置。 そのうち、コンテナ置き場の一カ所で、体長3~5ミリのアリが16匹見つかりました。 専門家の調査でアカカミアリと判明しました。 アリは全て殺処分されました。 全て働きアリで、さなぎや卵も発見されていません。 今後、富山県は発見場所や周辺で殺虫餌や粘着わなを設置して生息状況を調査します。 アカカミアリは、ヒアリの仲間で北中米原産。 ヒアリより毒性は弱く、腹部の毒針に刺されると激痛が走って患部が腫れます。 国内では硫黄島(東京都小笠原村)や沖縄本島などに生息しています。 東京都や兵庫県、長野県などの港や物流施設、民家でも見つかっています。 見つけた場合はスプレー式殺虫剤で駆除し、関係機関に連絡するようにと呼び掛けています。