タゴガエル
三河地方を中心に生息しているタゴガエルが名古屋市内で初めて確認されました。 タゴガエルはアカガエル科に属しています。 褐色やオレンジ色の背中と「ググッ」と喉の詰まったような鳴き声が特徴です。 愛知県環境審議会専門調査委員の村松正雄さんが4四月、東谷山(守山区)の沢沿いで発見しました。 なごや生物多様性センターが今月発行したニュースレター「生きものシンフォニー いのちかがやくなごや 28号」で報告しました。 名古屋市版レッドリスト2020への掲載に向けて調査・検討を進めています。 レッドリストは、絶滅の恐れのある野生生物をまとめたものです。 名古屋市は2002年の公表以降、改訂を重ねてきましたが、これまでタゴガエルの記録はありませんでした。 愛知県内に生息する動植物を掲載する「グリーンデータブックあいち2018」でも、名古屋市はタゴガエルの分布域から外れています。