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6月, 2019の投稿を表示しています

QRコード見守りシールで迅速に身元確認と保護

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岐阜県関市は、認知症などのお年寄りが行方不明になったときに備えてQRコードが付いた見守りシールを配布します。 QRコードを携帯電話で読み取り、迅速な身元確認と保護につなげます。 見守りシールをお年寄りの服やつえなど外から見える場所に貼り付けて使用します。 発見者がQRコードを読み取ると、登録されている人の名前や対処方法が表示され、保護者には発見の通知が自動で送られます。 その後はサイトの伝言板上で現在地などをやりとりします。 見守りシールがあれば認知症の人だと気付いてもらいやすく、周囲の声掛けがスムーズになります。 関市高齢者等見守りシール交付事業を始めます 関市は、市内在住の65歳以上で、認知症等により行方不明になる可能性がある人を対象に「見守りシール」を無料で交付します。 「見守りシール」によって、認知症等で行方がわからなくなった方を早期に発見、保護をすることができます。 今後は、高齢化が進み、認知症の方がますます増えていくことが予想されます。「見守りシール」を活用して、見守り・声かけがしやすい、誰もが安心して暮らせる地域を目指します。 見守りシールの概要 「見守りシール」は、耐洗シールと蓄光シールのセットで、衣類をはじめ、杖や鞄などの持ち物に貼り付けて使用します。 「見守りシール」につけられているQRコードを読み取ると、登録されている人のニックネームや対応時の注意点が表示され、ご家族には発見された旨の通知が届きます。 対象等 対象:関市に住む65歳以上の在宅で生活している方。 申請:高齢福祉課または地域事務所 その他: 申請には、QRコードが読み取れるカメラ付き携帯やスマートフォンが必要です。 「見守りシール」は、発見者と保護者の間でやりとりを行う、または発見者が見守りシールを発見して警察に連絡し、早期保護を図るものです。市が捜索および捜索要請を行うサービスではありません。また、保護者のもとに位置情報が発信されるGPS機能をもつものではありません。(発見者の許可により発見された場所の位置情報が発信されます。) お問い合わせ 関市高齢福祉課 電話 0575-23-9007 関市役所 〒501-3894 岐阜県関市若草通3丁目1番地 電話 0575-22-313

ササユリ見頃 あいパークやすおか

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あいパークやすおかで、ササユリが見頃を迎えています。 今年は天候不順で株数が減ったものの、ピンクや白のかれんな花が園内を華やかに彩っています。 園内のボブスレー乗り場の入り口にある「ささゆりの阜」には、約300株のササユリが植わっています。 今年は気温差が激しく、開花が昨年より10日ほど遅れました。 一輪が咲くと次々に開花しました。 淡い白色から濃いピンク色まで、色鮮やかなササユリがあちこちで風に揺れています。 ササユリは種を植えてから花を咲かせるまで7年ほどかかります。 栽培が難しいとされています。 あいパークやすおか 〒399-1801 長野県下伊那郡泰阜村3319 Tel 0260-26-2001

熟年イチゴ 水野早乙美さん

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水野早乙美さん(自然栽培農家)が完熟イチゴを使った商品を開発しました。 熟年イチゴと名付けました。 贈答品としての利用も意識して瓶の飾りを宝達志水町の障害者支援施設「今浜苑」に依頼しました。 二年前から温めてきた構想で、今季は収穫量が確保できたため挑戦しました。 市場に出回るイチゴは、つぶれないように完熟前に収穫する例が多いといい、濃厚な味を楽しんでほしいとしています。 商品は、いずれも収穫して15時間以内に蜂蜜につけ込み、搾って液体にしたソースと、実のドロップです。。 防腐剤などは添加していません。 ソースは、ヨーグルトに混ぜたり、紅茶に入れたりするのがおすすめ。 ドロップは、アイスクリームやホットケーキのトッピングにできるほか、ヨーグルトに漬け込むとぷるぷるとした食感になります。 飾りは、一つ一つ手作りのため一点ものです。 赤や青を格子状やハート柄に組み合わせてあります。 空き瓶は発光ダイオード(LED)ライトを入れると装飾品として利用できます。 水野早乙美さんは「環境問題や食の安全などを意識する人に手に取ってほしい」と話してくれました。 https://r.goope.jp/feelwindofnoto/menu

たこ焼き子ども食堂 げんこつ箱設置

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ラーメン店麺屋勝木が子どもたちに破格の値段でたこ焼きを提供する子ども食堂を始めました。 こども食堂を思い立ったのは1月。 子どもたちに廉価でたこ焼きを提供している水野晃男さんの取り組みをテレビのニュースで見たことがきっかけです。 子どもたちがおいしそうにたこ焼きを頬張る映像に思わず目が止まりました。 すぐに水野晃男さんのもとを訪ね、運営方法を学びました。 3月からたこ焼き器を買うなどの準備を開始しました。 たこ焼き店を営む知人に作り方を教わり、ラーメン店の営業の合間に練習を重ねてきました。 たこ焼き6個の価格は、小学生以下は10円、中学生は20円、高校生は30円です。 大人は購入できません。 中に入れるたこは、市販のたこ焼きの4分の1ほどの大きさです。 今のところは赤字だそうです。 水野晃男さんに倣い、手持ちのお金がなければ箱に入れる「ふり」だけで良いという「げんこつ箱」も設けました。 箱の底にタオルを敷き、お金を入れなくても周囲には分からない仕組みになっています。 麺屋勝木の勝木良行さんは「子どもたちの放課後の居場所にしたい。子どもたちのために何かしたい。お金を払って商品を買うことを学ぶことは大切だがここでは厳しくなくてもいいかな。暗くなるまでに帰る、店内で他の人の悪口は言わないとルールを決めた。子ども食堂が子どもたちが外で遊ぶきっかけになれば」と話してくれました。 子ども食堂は、毎週水曜の夕方限定です。 子ども食堂の営業時間は、毎週水曜午後3時半~午後5時半です。 ラーメン屋の営業を取りやめて運営しています。 麺屋 勝木 所在地 〒915-0883 福井県越前市新町8-1-18 電話番号 0778-42-7591

勝興寺国重要文化財経堂保存修理工事完工

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勝興寺で進められている平成の大修理で国の重要文化財である経堂の保存修理工事が完工しました。 解体調査で瓦屋根が江戸時代の創建時はこけら葺きだったことが判明し、杉材の美しいこけら葺きに復元されました。 経堂は、幅と奥行きが9・4メートルの宝形(方形)造りです。 頂部の火炎宝珠までの高さは約15メートルあります。 内部には経巻を納めている極彩色の八角輪蔵が設置されています。 工事は、勝興寺文化財保存・活用事業団が2017年6月、3カ年継続事業として着手しました。 屋根をこけら葺きにしたほか、土台となる礎石を据え直しました。 八角輪蔵の欠損していた装飾、擬宝珠を新調し、火炎宝珠などを補修しました。 正面入り口の外扉も復元し、看板の扁額、転輪蔵を塗り直して文字がはっきりと分かるようにしました。 内部に鉄骨骨組みを設置して耐震補強しました。 平成の大修理は1998年の本堂の保存修理から始まりました。 2020年度までの23年間で、大広間、式台、書院・奥書院など重文に指定されている12棟のすべての修理を終えます。 太鼓で時刻を知らせた「鼓堂」の修理は今秋に完工します。 総門は2020年度内に完了する見込みです。 勝興寺文化財保存・活用事業団の高田克宏専務理事は「こけら葺きになったことで屋根の美しい反りや曲線がよみがえった。大修理も残すは鼓堂と総門。日々きれいになっていくのを見ていると、全体の完成が楽しみ」と話してくれました。 勝興寺 住所 〒933-0112 高岡市伏木古国府17番1号 電話 0766-44-0037 FAX 0766-44-0210

水生生物ホウネンエビ(豊年エビ)

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水生生物ホウネンエビが水田で見つかりました。 ホウネンエビはエビと同じ甲殻類です。 見つかったのは体長約1・5センチ。 鮮やかなオレンジ色のしっぽがあります。 あおむけに泳ぐのが特徴です。 卵の時期は土の中で過ごし、田んぼに水が入る初夏にふ化します。 近年は農薬使用の影響などであまり見られなくなったといわれる珍しい生物です。 ホウネンエビは、豊作の年に現れるといわれています。 豊年エビ。

ハイブリッド治療室

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ハイブリッド治療室が大津赤十字病院に新設されました。 ハイブリッド治療室は、血管に細い管を通して行う「カテーテル治療」と外科手術を同時に行えます。 狭心症や心筋梗塞などの循環器疾患の治療時には、手足や腕の動脈や静脈から細い管「カテーテル」を通して血管を広げたり詰まった異物を取り除いたりする治療が行われます。 しかし人工血管や人工弁などを体内に挿入する治療の場合、室内に高度の清潔さが求められるため従来のカテーテル検査室では対応できませんでした。 ハイブリッド治療室は、手術室と同様の高度に清潔なつくりとカテーテルに用いる高画質な透視装置を組み合わせた構造になっています。 手術台の上に、血管の様子を映したり、エックス線撮影したりできる造影装置が天井からつり下げられています。 高度な清潔さを実現したため、カテーテルを用いた人工物の挿入も可能となりました。 ハイブリッド治療室では、カテーテル治療を行う内科医に加え外科医も入り、緊急事態が発生した時には手術も行います。 大津赤十字病院の土井隆一郎副院長は「高齢化に伴い、開胸手術が難しい患者が増えている。手術ができなかった患者さんにとっては選択肢が増え、それ以外の患者さんにも手術の負担軽減につながる」と話しています。

可搬式速度違反自動取り締まり装置(オービス)効果絶大

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滋賀県大津市大萱の県道交差点で乗用車と衝突した軽乗用車が弾みで散歩中の保育園児らの列に突っ込み、園児2人が死亡するなどした事故を受けて滋賀県警は、滋賀県内の保育施設周辺で「可搬式速度違反自動取り締まり装置(オービス)」による速度取り締まりを強化しています。 可搬式速度違反自動取り締まり装置(オービス)は、滋賀県警が昨年9月に近畿地方で初めて導入しました。 取り締まり実施地点では、通行する車両の速度が低下するなどしており、滋賀県警はドライバーの安全意識の向上と事故抑止に手応えを感じています。 小型で持ち運びが容易な可搬式速度違反自動取り締まり装置(オービス)は、従来は難しかった狭い道での取り締まりが可能で、少人数でも実施できます。 可搬式速度違反自動取り締まり装置(オービス)導入後、通学路などの生活道路で160回ほど取り締まりを実施しました。 大津市大萱の事故以降には、園児たちが園外活動を行う保育施設周辺で実施したり、夜間の幹線道路などでゲリラ的に実施しています。 可搬式速度違反自動取り締まり装置(オービス)による速度違反などでの検挙は、3月末までで73件。 検挙されたうち、約2割が制限速度を30キロ超えており、50キロ超えていた車両もありました。 取り締まり実施日の前後1週間で、通過車両の速度を比較したところ、約9割の地点で平均速度が低減し、中には平均で10キロ低下している地点もありました。 可搬式速度違反自動取り締まり装置(オービス)での取り締まりについて滋賀県警交通指導課の担当者は「狭い道路でスピードを出す悪質な運転への抑止力は大きい。子どもたちの命を守るために、引き続き効果的な運用を考えていく」と話しています。