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4月, 2019の投稿を表示しています

児の火 文殊山

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文殊山で児の火がともされました。 標高365メートルの山頂付近に「文」の文字が幻想的に浮かび上がりました。 文殊山は、福井県福井市と鯖江市の境にある山で、奈良時代初めの717年に泰澄大師が開いたと伝わっています。 児の火は江戸時代の書物に記されている行事ですが由来は詳しく分かっていません。 文殊山を広く知ってもらいたいと1998年から、登山愛好者でつくる福井県文殊会が電飾で再現しています。 午後6時半ごろ、「文」の字をかたどった電球48個を一斉に点灯しました。

万葉かれい身質検査会

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万葉かれいの身質検査会が鮮魚店片口屋で行われました。 富山県射水市新湊沖で取れた高品質のマコガレイを万葉かれいと呼びます。 若手漁業者らでつくる「沿岸漁業研究会」が、地元産カレイのブランド化を目指し2012年から基準を満たした魚に独自のタグを付けて出荷しています。 小矢部川と庄川の河口域で、刺し網漁で取れたカレイを水槽で寝かせ、泥を吐かせて臭みを除いています。 万葉かれいは刺し身でも食べられるのが特徴で、上品な味と甘み、しっかりとした歯応えが楽しめます。 身はきめが細かく、弾力があるモチモチとした食感です。 身質検査会には基準の400グラム以上の10匹が持ち込まれ、800グラムの大物もありました! 鮮魚店片口屋の片口和也社長が刺し身にして、研究会メンバー5人が身の厚さや色・風味がふさわしいか確認しました。 万葉かれいは梅雨から夏にかけて旬を迎え、漁は10月末ごろまで続きます。 沿岸漁業研究会は、新湊産のマコガレイを「万葉かれい」としてブランド化している漁師グループです。

大伴家持 献花祭 大伴神社

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気多神社境内の家持を祭る大伴神社で大伴家持(718~785年)を顕彰する献花祭が営まれました。 大伴家持卿顕彰会が営み、会員や市関係者らが出席しました。 万葉衣装を着た福田由樹さん、城下紗耶さん、本川愛洸さんが献花しました。 芹原沙吏さん、芹原得吏さん、芹原沙来さんの姉妹が早乙女姿となり、献穀田で収穫した赤米をささげました。 菓子店が菓子を献上し、神職が祝詞を奏上。 衆院議員の橘慶一郎顕彰会会長ら出席者が玉串をささげました。 地元の主婦らでつくる「かたかごグループうたごえ部」は万葉集に収録された歌「かたかごの花」を献歌しました。 芹原沙吏さんは「私も二回田植えをしたお米を献上した。なかなか体験できないことなので、良い経験になった」と話してくれました。 大伴神社 住所 富山県高岡市伏木一宮字大平2064

前川保志花さん

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滋賀県甲賀市観光協会PR大使でタレントの前川保志花さんが「ベスト・オブ・ミス滋賀大会」でミス・ユニバース・ジャパン滋賀代表に選ばれました。 前川保志花さんは滋賀県甲賀市内で生まれ育ち、イベント司会やびわ湖放送の番組リポーターなど地域に根差したタレント活動を展開しています。 2015年には「びわ湖きものの女王」の一人に選ばれました。 前川保志花さんは「地方から全国に発信できる影響力が欲しくて応募し、スピーチでも地元への強い思いをPRしました。日本大会に向けて甲賀や滋賀の良いところを見直し全国に伝えていきたい」と話してくれました。

二十五菩薩練り供養

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二十五菩薩練り供養が西蓮寺で営まれました。 黄金の仮面を着けた一団が菩薩にふんして練り歩きました。 菩薩は、亡くなった人を極楽から迎えに来る使者とされています。 檀家ら25人がきらびやかな衣装で演じました。 雅楽の演奏が境内に幻想的な雰囲気を醸し出す中、高さ1.2メートルの特設回廊の上を菩薩の行列が続きました。 葉桜からは花びらが舞い、降りだした小雨の粒は菩薩の金色面を濡らしました。 西蓮寺によると、もともとは数年に一度の行事でした。 昭和の後期から平成にかけて10年以上途絶えた時期もありました。 2007年に再開して以降は毎年4月に営まれています。 西蓮寺 住所 〒518-0031 伊賀市長田1931 電話番号 0595-21-0467

タマネギ染め

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全国唯一の玉葱神社がある兵庫県南あわじ市阿万地区の女性たちが特産タマネギの皮で染めたストールやコースターなどを販売しています。 観光客に大人気です。 商品を置いている観光施設などでは「高い商品から売れている」といい、女性らは仕事の合間を縫って手作りに追われています。 人口減少が進む中、女性たちの「タマネギ染め」が阿万地区に活気をもたらしています。 阿万地区自治会女性部が2016年11月から新たな特産品「阿万ブランド」作りに着手。 南あわじ市阿万上町の亀岡八幡宮内にある玉葱神社にちなみ、タマネギの皮による染色ができないか研究を始めました。 地元の青果店から提供されたタマネギの薄皮を使用。 鍋に入れて煮出し、布でこして原液を作ります。 その原液に水を加えて染め物を煮出す「染色」と、ミョウバンや鉄などで作った媒染液に染め物を浸す「媒染」とを繰り返し、形を整えて干せばタマネギ染めの布が完成します。 最初の作品はTシャツ。 タマネギ色の生地に黒字で「阿万かえる Return to change」と記し、地区内外のイベントで各団体のメンバーが着込んで阿万地区をアピール。 その後は地域の女性が、それぞれ得意分野を生かして、がま口財布に仕立てたり、ペットのアクセサリーを手作りしたりと商品の幅を広げ、現在は常時10~15種類があります。 うずの丘大鳴門橋記念館とホテルニューアワジプラザ淡路島に売り場を設けてもらい、販売を開始しました。 当初は安いものしか売れないだろうと考えていましたが、数千円するコットンシルクのスカーフなど高価な品から売れました。 女性らは仕事がない日曜日などに集まって月1度程度の染色作業をしていますが作っても作っても売れてしまうとうれしい悲鳴を上げています。 女性部の蔭山順子部長は「タマネギ染めを通して、阿万以外の地域にも女性パワーをアピールしたい」と話してくれました。

古井地奏汰ちゃん浦川幼稚園1人入園式

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2019年度、園児数が静岡県浜松市内最少の2人になる浦川幼稚園で入園式が行われました。 入園したのは古井地善仁さん、香里さんの長男、奏汰ちゃん。 古井地善仁さんは浦川幼稚園を卒業しており、当時は同級生が20人ほどいたそうです。 いろいろな世代から教えてもらい、伸び伸びと教育が受けられると思い、今春に帰郷しました。 入園式で古井地奏汰ちゃんは、大人から歓迎の声を掛けられ照れくさそうにしたり駆け回ったりして、教諭が人形劇で園の生活を紹介すると笑顔を見せていました。 2019年度は年長と年少1人ずつで、発達段階に応じた教育と安全確保を考慮しそれぞれに担任が付きます。 佐久間幼稚園や浦川小学校とも年間通じて交流します。 浜松市天竜区佐久間町では、過疎化に加え町の東西を結ぶ原田橋が2015年に崩落し、生活の不便から子育て世代の転出が進みました。 二桁だった園児は2017年度から一桁まで落ち込みました。 佐々木浩子園長は「入ってくれて存続への希望の光が見えた。今後につながる見通しができたので、原田橋が完成し、もっと人が帰ってきてくれたら」と話してくれました。 浜松市立 浦川幼稚園 所在地:〒431-3906 静岡県浜松市天竜区佐久間町浦川2799 電話:0539-67-3803

高岡市博物館お宝コーナー国産第1号炊飯器展示

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高岡市博物館は、常設展「お宝コーナー」で国産第一号の東芝製の電気釜(炊飯器)やダンロップ・ホームプロダクツ製の水枕など懐かしい昭和30~50年代の生活道具の新収蔵品を展示しています。 電気釜は未使用品で、汚れのない美品です。 内釜や計量カップ、段ボール箱は良好な状態が保たれています。 主婦の家事労働時間を大幅に短縮し、生活様式に大きな変化をもたらしました。 水枕は、天然ゴムが使用されたシームレス(継ぎ目のない)タイプです。 1923(大正12)年に開発され、赤茶色が記憶に残ります。 中に水や氷を入れて使用しました。 ほかにも、戦後に鉄瓶の鋳型にアルミを流し込んで鋳造したアルミ製鉄瓶、出征兵士の見送りなどに使われた「高岡市東下関第十二班旗」、昭和10年代に高岡市小馬出町にあった映画館「帝国館」の広報紙「高岡 帝国館週報」や建物写真を展示。 帝国館前身の「日の出館」時代の映画「英傑秀吉」ポスターなど、当時の生活感やにぎわいが感じられる資料が並んでいます。 高岡市博物館学芸員補の増田豊さんは「未使用の国産初の電気釜は貴重で、型式もレアなタイプ。水枕は子どものころに使った記憶がある人には懐かしく思い出してもらえると思います。館蔵品展も合わせて見てほしい」と話してくれました。 高岡市博物館では、5月6日まで館蔵品展「昔の道具とくらし」を開催しており、生活道具類の民具約150点も展示中です。 入館無料です! 高岡市博物館 〒933-0044 富山県高岡市古城1-5 TEL:0766-20-1572 FAX:0766-20-1570 Eメール:info@e-tmm.info 開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館日 月曜日(祝・休日の場合は開館し、翌平日休館します)年末年始(12月29日~1月3日) 駐車場 当館前に10台程度あり(無料) お宝コーナー 国産第1号の電気釜 -新収蔵民俗資料- 会期:2019年3月30日(土)~6月2日(日) 開催中の館蔵品展「昔の道具とくらし」(~5/6)にちなみ、新たに収蔵された、新品未使用で国産第1号東芝製電気釜(炊飯器)など6点を展示します。 【展示資料】 ①電気釜 昭和30年(1955)、東芝製、共箱付[新

いざ出陣!明智光秀きっぷ 明知鉄道

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明知鉄道が、鉄道関連商品の購入者らに贈っている「鉄カード」のデザインを模した一日フリー乗車券「いざ出陣! 明智光秀きっぷ」を発売しました。 岐阜県恵那市明智町が出生地と伝わる戦国武将明智光秀が主人公の2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放送を前に3月30日からラッピング列車を運行するのに合わせて企画されました。 「鉄カード」のデザインに、ラッピング列車のイメージ写真を載せました。 1380円で、恵那、明智の両駅で販売します。。 利用後に駅員らに申し出れば持ち帰ることができます。 担当者は「カードや切符を集めている人はもちろん、戦国武将明智光秀ゆかりの地を訪れた人にも旅の記念にしてもらえたら」と話しています。 いざ出陣!明智光秀きっぷ発売について この度2020年度NHK大河ドラマで明智光秀が取り上げられることとなりました。 これに先駆け明知鉄道でも3月30日からオリジナルラッピングでラッピング列車を運行することに伴い記念切符を発売したいと思います。 発売:平成31年3月30日~ 発売箇所:明知鉄道(恵那駅・明智駅) 発売価格:1380円 ※1日フリー乗車券 内容:全国の鉄道会社とともに展開している鉄カード(ダムカード・マンホールカードのような形式)裏面を切符形式にした初めての試みです。 明知鉄道 TEL:0573-54-4101 FAX: 0573-54-4302

水仙まんじゅう復刻 小堀菓舗

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水仙まんじゅうを和洋菓子製造販売「小堀菓舗」が昔ながらの製法で復刻させました。 水仙まんじゅうは、あんこを透明な生地で包んだ和菓子です。 小堀菓舗が1901(明治34)年の創業時から、近くの気比神宮前のわき水を水源とする地下水で冷やして販売していました。 しかし25年ほど前からはプラスチック容器を使い始め、5年前からは遠方へ商品を送れるように白く濁らない生地で作るなどしてきました。 今回、2023年春の北陸新幹線敦賀延伸に向けた試みの一つとして復刻させることになりました。 陶器のおちょこの中でワラビとクズを使った生地とあんこを蒸し、新しく店に引いた地下水で冷やす創業時のやり方で売り出します。 経営者の小堀真嗣さんは「現在の水仙まんじゅうより味がまろやか。見て楽しんで、食べて楽しんでほしい」と話してくれました。 4月から本店で試験販売され、夏から本格的に売り出す予定です。 1個130円(税別)。 水仙まんじゅうは、福井県敦賀市の夏の名物です。 有限会社小堀菓舗 〒914-0063 福井県敦賀市神楽町1丁目2-34 電話番号 0770-21-0141 FAX番号 0770-21-1141