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10月, 2018の投稿を表示しています

パリで地歌舞伎披露 ジャポニスム

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ジャポニスムが開かれているパリで岐阜の伝統芸能の地歌舞伎が地方の魅力-祭りと文化の大トリ披露されました。 島流しが舞台の近松門左衛門「俊寛」を岐阜県中津川市の加子母歌舞伎保存会、喜劇「戎詣恋釣針」を岐阜県下呂市の鳳凰座歌舞伎保存会が上演しました。 色鮮やかな衣装に身を包んだ役者が、登場人物の望郷の念や喜び、困惑を演じました。 地歌舞伎に初めて触れた図書館勤務、オード・ペリゴーさんは「専門の役者ではないと言うけれど、経験豊かなプロの演技。対照的な演目に引き込まれた」 無事上演を終え加子母歌舞伎保存会の岡崎隆彦保存会長は「舞台を通じて日本人の精神性を感じてもらえたならうれしい」と話してくれました。 ジャポニスムは、日仏友好百六十年を記念する文化と芸術の祭典です。 日本とフランスの両国が連携し、芸術の都フランス・パリを中心に世界にまだ知られていない日本文化の魅力を紹介する大規模な複合型文化芸術イベントです。

松阪弁ラジオ体操第一CD完成、無償配布

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松阪弁をナレーションに取り入れた松阪版ラジオ体操第一が完成しました。 三重県松阪市の竹上真人市長が「方言に楽しく触れることで地域愛に結び付けば」と考案しました。 全国大会で実績のある松阪市の松阪高校放送部に制作を依頼しました。 松阪版ラジオ体操第一のCDを作ったのは二年の藤谷佳奈さんと広柊弥さん、鷲見咲良さん、一年の米満史華さんと長谷川詩織さん。 藤谷佳奈さんが編集や構成を、広柊弥さんと鷲見咲良さんがナレーションを担当しました。 松阪市出身で幼いころから松阪弁に親しんできた米満史華さんと長谷川詩織さんが発音などを監修しました。 いつもなら、ナレーションは正確な標準語で聞きやすい発音を心掛けていますが、今回は軽妙な発音が求められ、苦戦して何度も収録し直したという事です。 自然で温かみのある松阪弁になるよう、意見を出し合ってラジオ体操第一のナレーションの言葉や語尾を変えて作りました。 広柊弥さんは「コミカルで少し気恥ずかしかったけど、体操をする人が元気に一日を過ごせるようにとテンションを上げ、楽しく収録した」。 鷲見咲良さんは「普段はステージで相手の反応を見ながら読むので、マイクに向かって気を張るのが難しかった」と話してくれました。 健康センターはるるで毎週行われている朝の体操でお披露目された松阪版ラジオ体操第一体操。 「むっちゃ調子ええやん」といったノリの良い言葉や、印象に残る「そうやに」、松阪祇園まつりの掛け声「チョーサヤ」が流れると、体を動かす参加者に笑みがこぼれました。 今後、松阪版ラジオ体操第一のCDは、松阪市内の小中学校の行事などで活用するほか、希望する企業や団体にCDを無償配布されます。

平成会向クリニック、鈴木杏奈医師

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平成会向クリニックに鈴木杏奈医師が常勤医として赴任しました。 平成会向クリニック初の常勤女性医師で、内科のほかに新設された小児科で診察にあたります。 鈴木杏奈医師は金沢医科大を卒業。 金沢医科大病院で研修医として二年間働いた後、父親が経営する長野市のクリニックに勤めました。 同じく医師の母親が亡くなり、人手が足りなくなったからです。 研修医時代、石川県でもっと医療の経験を積みたいと考えていたそうです。 長野市のクリニックに新たに医師が勤務することになったタイミングで、夫と長女を連れて平成会向クリニックへ。 子育てと両立できることも決め手になりました。 日本医師会認定の産業医や健康スポーツ医、日本糖尿病協会の登録療養指導医でもあり、生活習慣病患者への運動療法指導もしてきました。 今後もそれを続けながら、「家族をトータルで診る医療」を目指し、過疎化する地域の不安解消に一役買いたい考えです。 鈴木杏奈医師は「子どもからお年寄りまで、ちょっとした相談でも気軽に来てもらえる場所にしたい。心配していたけれど、富来の人はとても優しくて外から来た人を受け入れてくれる。我慢しているうちに病気にならないよう、気軽に来てほしい。女性特有の悩みも相談してもらえれば」と話してくれました。 平成会向クリニック 〒925-0447 石川県羽咋郡志賀町富来領家町ハの30番地 TEL 0767-42-1151 FAX 0767-42-2493 平成会向クリニックは、小児科の新設に伴い、キッズルームや授乳室、おむつの交換台も整備。 外来の診療体制は、常勤二人、非常勤五人となりました。

ただいま参上!尼崎城 あまゆーず

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あまゆーずが、再建工事中で近く完成する尼崎城のPRソングを作成しました。 タイトルは、ただいま参上!尼崎城。 尼崎城に携わる職員と話し合いながら歌詞を作成し、2人がキーボードでメロディーを付けました。 子どもたちにも歌って踊ってもらえるよう、分かりやすい歌詞と親しみやすいメロディーを心がけました。 「戸田氏鉄公建てた城」「どんな味なのかな? 伝説のらんきん」「殿様全部で12人」など、歌を通して城にまつわる歴史を学ぶこともできます。 あまゆーずは、あーやん(本名・寺内章華さん)と、ゆーみん(本名・濱田由美子さん)の元保育士ユニットです。 これまで100曲以上を手掛け、兵庫県警や神戸市などにも楽曲を提供したほか、尼崎市制100周年ソング「あまがすき」を作るなど幅広く活躍しています。 2009年にサンケイミュージックより全国デビューし、オリコンにも連週登場しています。 ただいま参上!尼崎城の視聴はこちらから♪ https://www.office-shinkou.site/amayu-zu 尼崎城

ヤマトイワナ産卵場造成

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木曽川源流域に古くからいるヤマトイワナの生息数を増やそうと長野県木祖村は、小木曽の水木沢天然林の川で産卵場を造成しました。 木祖村川等活用振興検討会のメンバーを中心に地元中学生も協力して計約40人で作業をしました。 産卵場は水木沢天然林の管理棟近くに造りました。 石を並べて流れを弱めた上で、二メートル四方の産卵場三つを上流側から順に縦に並べるように造りました。 産卵場の河床は、比較的大きい石の上に小さい石を敷きました。 長野県水産試験場木曽試験地長の小川滋さんと、「北の安曇野渓流会」事務局長で長野県内水面漁場管理委員の水谷博さんが作業を指導しました。 木祖中学校二年生20人らも石運びなどに協力しました。 ヤマトイワナは、中部地方の山間地などに住むイワナの仲間です。 長野県レッドデータブックでは準絶滅危惧種になっています。 小川滋さんは「素晴らしい出来になった。水木沢を、ヤマトイワナが自然によく産卵する『種川』にしたい。元来いる魚を増やすことで、生態系を守る手伝いができれば」と話してくれました。 今期は30匹ほどを放流し産卵に期待をよせています。

おんたまさんソフト ほのかな温泉の匂い

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おんたまさんソフトを道の駅瀬女が販売を開始しました。 おんたまさんソフトは、石川県白山市の中宮温泉で作った温泉卵をソフトクリームと一緒に味わうことができます。 にしやま旅館の湯にじっくりと漬け込んた温泉卵「おんたまさん」がソフトクリームの下に入っています。 おんたまさんは白山商工会が企画した土産品ブランド「白山百選」に認定されています。 ほのかな温泉の匂いとまろやかな味が特徴です。 白山百選の一つ、ポン菓子「そばポン」をフレークの代わりに敷き詰め、ソフトクリームの上には白山麓のヤマヨモギと能登の海塩で作ったよもぎ塩をまぶしています。 ソフトクリームに温泉卵とポン菓子を交ぜ合わせて食べるとミルクセーキのようにまろやかな口当たりになります。 道の駅瀬女の山下宗光支配人は「おんたまさんなど白山百選を使ったデザートを作りたかった。おんたまさんの味を楽しんでもらうため余計な素材は使っていない。中宮温泉で作った卵の味を楽しんで」と話してくれました。 おんたまさんソフトは一個四百円(税込み)です。 道の駅 瀬女 所在地 〒920-2331 石川県白山市瀬戸寅163-1 TEL 076-256-7172 駐車場 大型:4台 普通車:40 身障者用2台 営業時間 9:00~17:30 (11月下旬~3月中旬は ~17:00) 定休日 3月中旬~11月下旬まで無休。それ以外は水曜、年末年始。

栗まるごと金栗おはぎ 上品な甘さが特長

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道の駅きくすい菊水ロマン館が、来年のNHK大河ドラマの主人公で熊本県和水町出身の金栗四三にちなんだ「栗まるごと金栗おはぎ」を商品化しました。 開発のきっかけは、和水町地域雇用創造協議会が2月に新たな特産品の開発を目的に開いた「おやつコンテスト」。 道の駅きくすい菊水ロマン館で長年まんじゅうなどを作っている坂本やすみさんと本田由美子さんが金栗おはぎを考案し、約40点の中から最優秀賞に選ばれました。 その後、商品化に向け改良を重ね、このほど完成しました。 栗まるごと金栗おはぎには、熊本県産栗の渋皮煮を丸ごと1個使用。 栗をあんこでくるみ、さらに黒米と餅米で包んでいます。 栗とあんこの上品な甘さが特長です。 坂本やすみさんは「丹精込めて作った自信作なので、一度食べてみてほしい」と話してくれました。 2個入り500円。 日曜限定販売です。 道の駅きくすい菊水ロマン館 〒865-0136 熊本県玉名郡和水町江田455 TEL : 0968-86-3100 FAX : 0968-86-3232 営業時間 9:00 - 20:00 年中無休(12月31日~1月2日を除きます)

アケビ、一パック250円、実の数が多い

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郡上旬彩館やまとの朝市で蒲貴美子さん方で収穫されるアケビが大人気です。 アケビの木はもともと山の斜面だった自宅裏の畑に自生していましたが10年ほど前、木が倒れないように支柱を立てたところ世話をしなくても毎年実るようになりました。 今年は九月下旬から出荷を始めました。 朝市では一パック250円で販売しています。 出荷するたびに完売します。 アケビが売れるとは思っていませんでしたが、近所の人に「珍しいから出してみたら」と勧められたそうです。 アケビは白い果実をそのまま味わえますが、皮をてんぷらにしてもおいしいです。 畑に出没するサルは柿の木の上から手を伸ばすため、登れないように網を張ってあります。 蒲貴美子さんは「山の中にあるアケビに比べると、実の数が多い。毎年収穫するから、頑張って実をつけているのかも」と話してくれました。 道の駅 古今伝授の里 やまと 〒501-4612 岐阜県郡上市大和町剣164番地 電話 0575-88-4373(直通) 営業時間:午前8時30分~午後4時 定休日:毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)および年末年始 ※冬季(1月~3月)営業時間:午前9時~午後4時

養老鉄道烏江駅無料駐車場

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養老鉄道烏江駅の高架脇に14台分の無料駐車場が完成し利用が始まりました。 養老線交通圏地域公共交通網形成計画にある利用促進施策の一環です。 駐車場まで車で訪れ鉄道で買い物や観光などに出掛けてもらう「パークアンドライド」を進めようと岐阜県養老町が243万円をかけて整備しました。 広さ600平方メートル。 かつてスクールバスの乗降場所として使っていた土地と養老線管理機構が保有し養老町が管理する鉄道用地の一部を活用しています。 大橋孝町長は「これを機に、より多くの人に鉄道を使って出掛けていただきたい」とコメントしました。 養老線交通圏地域公共交通網形成計画 養老鉄道養老線(以下「養老線」という。)は、岐阜県揖斐川町から三重県桑名市までの2県、3市4町を結び、年間約600万人の利用者がある沿線地域にとって大切な生活路線で、平成19年10月からは、上下分離方式での運営に移行し、沿線3市4町や近畿日本鉄道(株)が支援を続けてきました。 本格的な人口減少や、少子高齢化の進展が予測される中、特に、地域公共交通については、養老線沿線を中心として、沿線バス交通やタクシー等の二次交通を含めた公共交通ネットワークの形成、維持が重要となってきます。 このため、沿線3市4町では、養老線を中心として沿線バス交通やタクシー等の二次交通を含めた公共交通ネットワークの形成、当地域の活性化及び再生に取り組む諸施策の大綱を定めた「養老線交通圏地域公共交通網形成計画」を策定しました。

天然記念物オオダイガハラサンショウウオ

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和歌山県教育委員会は、紀伊半島固有種のサンショウウオ科のオオダイガハラサンショウウオを天然記念物(和歌山県指定文化財)に指定しました。 紀伊半島では和歌山県だけ指定していませんでした。 生息数が少ない上、近年は和歌山県内で捕獲が相次ぎペットとして取引されている現状もあり法的な保護措置が必要と判断されました。 オオダイガハラサンショウウオは成体は青紫色で、全長は平均18センチほどです。 米海軍士官のトンプソン氏が1911年に奈良県の大台ケ原で発見しました。 紀伊半島のほかに四国や九州にも分布すると考えられていましたたが、分類学研究によって、それぞれ別種区分されたため2014年に紀伊半島固有種となりました。 和歌山県内では護摩壇山、白馬山、笠塔山、果無山脈、大塔山などの河川源流域で生息が確認されています。 数が少なく、環境省は絶滅危惧2類、和歌山県は絶滅危惧1類に分類しています。