料亭稲本 取り壊し 名古屋市都市景観重要建築物

名古屋市内有数の遊興地としてにぎわった「中村遊郭」の名残を伝える名古屋市都市景観重要建築物「料亭 稲本」が姿を消すことになりました。

名古屋市によると、中村遊郭は一九二三(大正十二)年に中区大須から移転し、中村区大門地区に妓楼が軒を連ね、最盛期には八十一軒を数えたそうです。

料亭稲本は、中村遊郭を代表する「稲本楼」として同年開業。

異国情緒豊かな木造二階建てで、べんがら塗りの塀と中国風の門が特徴でした。

五七(昭和三十二)年に旅館へと転換しました。

その後、料亭を経て、近年は一部がデイサービス施設として使用されていました。

所有者は維持が困難として建物の取り壊しを決定。


意向を受けた名古屋市側は民間事業者に聞き取るなど活用を模索しましたが、実現しませんでした。

名古屋市は近く、都市景観重要建築物の指定を解除します。

大門地区では、中村遊郭の名残を残す四件が名古屋市都市景観重要建築物に指定されていましたが、二件は既になくなり、残るは「旧松岡旅館」のみとなりました。

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