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安城農林高校の生徒たちが地元産のイチジクを使ったモッツァレラチーズの開発に成功しました。

フルーツに含まれる酵素を利用して作ったチーズは非常に珍しく、商品化も視野に入れています。

チーズは牛乳に「レンネット」というタンパク質分解酵素を加えて作ります。

食品科学科の実習教員、神谷慶二さんが二年前、「同じ働きの酵素が含まれている植物を使えば、チーズができるのではないか」と考え、当時二年生だった四人の生徒と試作品を作り始めました。

パイナップルやキウイ、マンゴーでも成功しましたが、地元名産のイチジクに目をつけ、ペースト状にして牛乳に加えました。

うまく固まる分量を突き止めるまで試行錯誤を続けました。

昨年六月から二年生の田尾小百合さん、正岡詩音さん、溝田千陽さんが引き継ぎました。

放課後に集まって試作品作りに没頭し今年に入って、イチジクの香りと甘さが口の中でふわりと広がるモッツァレラチーズが完成しました。


80度ほどの湯の中でもみ込んだり、引き伸ばしたりする工程にはコツが必要で、安定した味が出せるようにさらに試行錯誤しています。

まずは十一月の文化祭での販売を目標にしています。


料理が得意な正岡詩音さんは「おいしく食べてもらえるようにレシピも開発中です」

溝田千陽さんは「チーズが苦手な私も大丈夫。たくさんの人に食べてほしい」と話してくれました。
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