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6月, 2018の投稿を表示しています

イチジクを使ったモッツァレラチーズ

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安城農林高校の生徒たちが地元産のイチジクを使ったモッツァレラチーズの開発に成功しました。 フルーツに含まれる酵素を利用して作ったチーズは非常に珍しく、商品化も視野に入れています。 チーズは牛乳に「レンネット」というタンパク質分解酵素を加えて作ります。 食品科学科の実習教員、神谷慶二さんが二年前、「同じ働きの酵素が含まれている植物を使えば、チーズができるのではないか」と考え、当時二年生だった四人の生徒と試作品を作り始めました。 パイナップルやキウイ、マンゴーでも成功しましたが、地元名産のイチジクに目をつけ、ペースト状にして牛乳に加えました。 うまく固まる分量を突き止めるまで試行錯誤を続けました。 昨年六月から二年生の田尾小百合さん、正岡詩音さん、溝田千陽さんが引き継ぎました。 放課後に集まって試作品作りに没頭し今年に入って、イチジクの香りと甘さが口の中でふわりと広がるモッツァレラチーズが完成しました。 80度ほどの湯の中でもみ込んだり、引き伸ばしたりする工程にはコツが必要で、安定した味が出せるようにさらに試行錯誤しています。 まずは十一月の文化祭での販売を目標にしています。 料理が得意な正岡詩音さんは「おいしく食べてもらえるようにレシピも開発中です」 溝田千陽さんは「チーズが苦手な私も大丈夫。たくさんの人に食べてほしい」と話してくれました。

木田ちそ チリメンジソの一種

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木田ちその収穫が始まりました。 木田ちそは、福井市木田地区の伝統野菜です。 木田ちそは、チリメンジソの一種です。 福井県内で梅の栽培が盛んに行われるようになった一八八七(明治二十)年ごろに木田地区で栽培が始まったとされています。 現在は木田ちそ出荷組合に所属する七人が栽培しています。 肉厚な葉と爽やかな香りが特徴で、「木田ちそサイダー」や「木田ちそゼリー」などにも加工されています。 今年は五、六月の少雨の影響で生育が遅れていましたが、収穫予定日直前の雨で一気に成長しました。 約五十キロを収穫した加藤秀次さんは「例年より色づきが良く、香りも強い。鮮やかなピンク色の梅干しができますよ」と話してくれました。

三十六歌仙絵寄贈 八剣神社

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八剣神社が270年前から宝物として保管してきた「三十六歌仙絵」を羽島市歴史民俗資料館に寄贈しました。 保存状態は良好で鮮やかな色彩が特長です。 所有していた宮司の浅井昊さんが昨年八月に亡くなり、妻の幸子さんが「永久的に守っていくために、市で保管してほしい」と決断しました。 三十六歌仙絵は1784年、八剣神社を信奉する氏子たちが奉納しました。 「御宝物」と書かれた木箱四箱の中に36枚の板があり、三十六歌仙が一枚ずつに描かれています。 人物のそばには、それぞれが詠んだ歌も書かれています。 板の大きさは縦が約45センチ、横が約30センチ。 寄付した浅井幸子さんによると、亡くなった宮司は板の間に和紙を挟み、丁寧に保管していたそうです。 2002年に資料館で実施した神社宝物展で初公開して以来、外部に出すことはなかったという事です。 寄贈を受けて、概要を調べた羽島市歴史民俗資料館職員の水谷長清さんは「とてもきれいな状態で残っている。ゆくゆくは市民に見てもらえるよう展示していきたい」と話してくれました。 八剣神社 〒501-6241 岐阜県羽島市竹鼻町3298番地の1 由緒由来 人皇第12代景行天皇の皇子日本武尊が伊吹山賊を御征討の際その御通路であった里人が後世尊の御雄姿を景迎して奉斎したもので年紀は不詳だが天正9年竹ケ鼻城主 不破源六郎友綱が村内字須賀の元宮から現地へ遷祀したと伝えられ明治6年竹ケ鼻,本郷,平方,浅平,間島,足近新田の郷社に列した。社殿の建築は飛騨匠、武田番匠で彫刻周密殊に正面の波に浮ぶ兎は名工,左甚五郎の作と伝称している。明治40年3月27日岐阜県告示第80号で神饌幣帛料供進神社に同41年12月26日岐阜県告示第385号で神社会計規程適用神社に指定された。 羽島市歴史民俗資料館 〒501-6241 岐阜県羽島市竹鼻町2624-1 TEL (058)391-2234 FAX (058)391-7663

美和ダムカレー 1日5食限定

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木楽茶屋が提供している近くの美和ダムを模した「美和ダムカレー」が全国のダム愛好家に大人気です。 2012年からカフェを営む志村千恵子さんが、カレーもダムも好きで2013年に亡くなった夫・裕幸さんのアイデアを生かした特別メニューです。 美和ダムカレーは、ルーで美和湖を示し、ご飯でえん堤を表現しています。 1日5食限定で販売しています。 お客さんの要望に応え、国土交通省や長野県が配布しているダムカードにちなんだカフェ独自の「ダムカレーカード」も販売しています。 美和ダムカレーは900円(税込み)。 ダムカレーカードは200円(税込み)。 木楽茶屋 住所 伊那市長谷黒河内2217 TEL 09016942084 営業時間 月・木・金・土・日 10:00〜17:00 冬期は路面凍結の為 11:00-15:00

白山麓ジビエゴロゴロカレー 剣崎なんば使用

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生きがいワークス白山は、白山市の特産品を使った白山麓ジビエゴロゴロカレーを商品化しました。 冷凍して白山市内のスーパーや道の駅で販売し、施設で働く障害者への利益還元や地元食材の消費増を目指します。 白山麓ジビエゴロゴロカレーは、白山麓で捕獲されたイノシシの肉と白山市剣崎町特産のトウガラシ「剣崎なんば」を使って四日かけて煮込んでいます。 生きがいワークス白山の飲食部門「みらくる」で、障害者五人と職員二人が調理を担当しています。 「みらくる」では一食648円(税込み)で食べられます。 イノシシ肉がふんだんに入った辛口の味わいを堪能できます。 また施設外に販路を開拓しようと、真空パックして冷凍した「販売用」を作っています。 白山市内のスーパーや道の駅などに卸す予定で、まずは月に約千五百食を生産します。 生きがいワークス白山を運営する生きがい工房の奥田和也社長は「販売数を増やし、障害者の工賃増につなげたい。好評なら地元産トマトや鹿肉入りのカレーも企画したい」と話してくれました。 販売用は1人前180グラムが432円、5人前900グラムが1944円(いずれも税込み)です。 生きがいワークス白山 〒920-2121 石川県白山市鶴来本町4丁目千目35番地 TEL: 076-225-4362 FAX: 076-225-4363 E-MAIL:okuda0129@siren.ocn.ne.jp

来嶋又兵衛イラストカード

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山陽小野田観光協会は、明治維新150年に合わせて山陽小野田市出身の幕末の長州藩士、来嶋又兵衛(1817~64年)を”イケメン“として描いたイラストカードをお披露目しました。 イベントなどで配布し山陽小野田市の観光PRに役立てます。 来嶋又兵衛は、山陽小野田市高須で藩士の家に生まれて幼少期を過ごしました。 禁門の変で長州藩の急先鋒として出兵し、激戦の末に落命。 先走って藩を窮地に陥れたというイメージがありますが、明治維新へと続く流れの中で重要な役割を果たしたとの評価もあります。 山陽小野田観光協会は、文武両道で若者からの信頼も厚かった来嶋又兵衛の良いイメージを定着させ、観光振興につなげようとカードを作製しました。 ゲームのキャラクターデザインなどを手掛けるイラストレーター種田和宏さんに依頼し、蛤御門の前でやりを振りかざす勇猛果敢な姿をデザインしました。 禁門の変を戦った時の来嶋又兵衛と同じ年齢の種田さんは「新しい解釈で描き、若い人に負けず元気に先陣を切って戦う熱血漢に仕上げた」と話してくれました。 来嶋又兵衛イラストカードは名刺サイズで、裏面に来嶋又兵衛の略歴を掲載。 2千枚を用意。 山陽小野田市内で開く観光ツアー、山陽小野田市外での観光PRイベントで配布されます。 山陽小野田市内の公共施設で販売している観光検定ガイドブックなどの購入者にも贈呈されます。 イラストはチラシや協会ホームページでも活用。 山陽小野田観光協会の吉井明生事務局長は「又兵衛のポジティブなイメージが定着し山陽小野田市の注目度も高まっていけば」と話してくれました。 山陽小野田観光協会 〒756-8601 山口県山陽小野田市日の出一丁目1番1号 TEL/FAX:0836(82)1313

着れちゃう!ダンボール甲冑 真田幸村 伊達政宗 前田利家

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富山市観光協会と第三セクター「まちづくりとやま」は、富山城址公園内にある富山市まちなか観光案内所などで、段ボールを組み立てると着られる甲冑になる「着れちゃう!ダンボール甲冑」を販売します。 真田幸村編、伊達政宗編(ともに大人用二千九百円、子ども用二千四百円)と、前田利家編(子ども用のみ二千九百円)の五種類で、文具メーカー「ショウワノート」の商品です。 富山市まちなか観光案内所で甲冑体験を始めたことをきっかけにショウワノートの商品をそろえることにしました。 富山市観光協会の担当者は「自宅で楽しめるよう、お土産として購入してほしい」と話してくれました。 富山市観光協会 〒930-0081 富山市本丸1-45 TEL 076-439-0800 FAX 076-439-0810 株式会社まちづくりとやま 〒930-0083 富山市総曲輪3丁目3番16号ウィズビル3階 TEL 076-495-5900 富山市まちなか観光案内所 〒930-0081 富山市本丸1-45 TEL 076-439-0800 FAX 076-439-0810 ショウワノート株式会社 〒933-0826 富山県高岡市佐野850 TEL 0766-22-6201

被災地でお好み焼き炊き出し

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熊本地震の被災者に笑顔を届けようと、生活協同組合ひろしまの職員や組合員のボランティアらが益城町の仮設団地を訪れ名物の広島風お好み焼きを振る舞いました。 生協ひろしまは2012年から東日本大震災の被災地などで、お好み焼きの炊き出しを続けています。 熊本地震の被災地の訪問は昨年5月に続いて2回目です。 生協くまもと(本部・水俣市)の職員を含む18人が参加しました。 赤井仮設団地では生協の職員らが、オタフクホールディングス(広島市)から提供してもらった粉やソースを使い、熱々のお好み焼き約100食を焼きました。 自治会長の笠井浩之さんは「野菜がたっぷり入っていて、ヘルシーでおいしかった。地震から2年がたち、ボランティアが少なくなる中、支援に来てくれてありがたい」と話してくれました。

アリウム・ギガンチウム 谷崎多恵子さん

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アリウム・ギガンチウムが福井県南越前町脇本の畑で見頃を迎えています。 アリウム・ギガンチウムはユリ科ネギ属の花です。 大きいもので高さ130センチ、球体の直径15センチほど。 谷崎多恵子さんが国道365号沿いの畑の一画で、約十年前から観賞用に栽培しています。 秋に植えた球根約800個が雪解けとともに芽を出し始め、五月中旬から花を咲かせ始めました。 アリウム・ギガンチウムは、巨大なねぎ坊主のようです。 鮮やかな紫色の花が咲きそろった球体が、そよ風に揺れています。

家賃がマイホームに 賃貸後譲渡型住宅

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愛知県東栄町は、35年間住み続ければ土地と家を無償で譲渡する「賃貸後譲渡型住宅」一棟の入居者を募集しています。 人口減少に歯止めをかけようと打ち出した苦肉の策です。 東栄町下田の町有地二百六十七平方メートルに木造二階建て延べ百平方メートルの住宅を建設。 屋根と壁の色は入居者が選択できます。 さらに、希望があればロフト(十平方メートル)を設けられます。 家賃は五万九千円(ロフト付きは六万一千円)。 ほかに敷金(家賃三カ月分)が必要。 無償譲渡に先駆け、十年住んだ時点で土地と建物の有償譲渡権が与えられます。 入居資格は定住意思のある家族。 地域活動に参加できることが条件です。 五十年前、八千人近かった東栄町の人口は現在三千三百人。 東栄町は「二〇四〇年に二千百人の人口確保」を目標に掲げ、定住対策に力を注いでいます。 二〇一二年度に始めたリフォーム空き家の貸し出し事業では、十三家族五十人が入居しました。 I、Uターン者を対象にした定住奨励金制度や遠距離通勤費の補助制度も設け、一定の効果を生んでいます。 平成30年度東栄町賃貸後譲渡型住宅の入居者募集について 平成30年度の定住施策の一つです。 町で用意した土地に、東栄町産木材使用の家を建て、家賃を払うことで将来的には自分のものになるという制度です。 家賃支払いは建築完了後から発生し、35年間で住宅・土地を無償譲渡します。 設計はA・Bの2タイプから選択できます。 また、住宅ローンの利子分不要、賃貸中は固定資産税がかからないなど、入居者にとってメリットの多い制度です。 募集締め切り:平成30年6月29日(金曜日) お問い合わせ先 地域支援課 TEL:0536-76-0504 FAX:0536-79-3554 Email:chiiki@town.toei.aichi.jp