イサザ漁 辛抱強く春告魚

イサザ漁が石川県穴水町内各地で始まりました。

河口付近の川辺には網を仕掛けた漁師の姿が見られます。

穴水町川島の小又川では、川辺のあちこちに足場が築かれています。

漁師たちは肉眼で川面を見つめてイサザの群れがやってくるのを待ち構えています。

40年以上の漁歴を持つ殿田富男さんは、川辺に仕掛けた四つ手網の上をイサザが通り掛かった瞬間にサッと引き上げて熟練の技を見せてくれました。

殿田富男さんは「イサザの姿を見ると、春が来たんやなって、ほっとした気持ちになるね。何時間でも辛抱強く待つのが漁の基本。好きなもんしかやっとれんわ」と話してくれました。


イサザは白魚と呼ばれるハゼ科の小魚で、三月に入ると産卵のために川を遡上します。

その姿から別名「春告魚」とも呼ばれています。

イサザ漁は穴水町の春の風物詩として知られています。

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