サラダたまねぎ
愛知県碧南市で特産のサラダたまねぎの収穫が始まりました。 碧南市内のタマネギ農家166人でつくる「JAあいち中央碧南玉葱部会」の7割がサラダたまねぎを生産しています。 矢作川下流の砂地で育ち、根が張りやすいことから、水分を豊富に含んでいます。 みずみずしい分、辛みが少なく生で食べられます。 スライスして水でさっとぬめりを落とし、冷やして好みの味付けで食べるのがおすすめです! 今年のサラダたまねぎは、サイズは小ぶりな分うまみが凝縮し味はいいそうです。 実が軟らかく、機械作業禁止の取り決めがあり、ネットではなく段ボールでの出荷を徹底しています。 JAあいち中央碧南玉葱部会では今年、昨年より200トン少ない1300トンを名古屋などへ出荷する見通しです。 四月上旬に出荷のピークを迎えます。 碧南市は、東海地方有数のタマネギ産地です。 ~高品質な「サラダたまねぎ」を提供するポイント~ ・厳選した品種のみを使っている! 碧南玉葱部会が「サラダたまねぎ」を作り始めたのは 10 年前。作り始めた当初は生で食べると若干辛いものもありました。5 年前からは、辛みが少ない品種を限定して生産しています。 ・段ボールでの出荷 愛知県ではタマネギをネットで出荷することが多いですが、「サラダたまねぎ」は実が柔らかいため、段ボールで出荷し、傷みを防ぎます。 ・全て手作業 同じく傷みやすいため、機械での収穫は行わず、一つ一つ手作業で行います。 ・恵まれた環境 碧南のタマネギは矢作川下流の柔らかい砂地で栽培されています。砂地での栽培は根が張りやすく、タマネギが水分を吸収しやすいため、みずみずしく、辛みの少ないタマネギとなります。