ばんこもち生産最盛期 冬の伝統保存食
ばんこもちの生産がふるさとふれあい道場で最盛期を迎えています。 ばんこもちは、福井県池田町の冬の伝統保存食です。 ヨモギを入れてついた餅を乾燥させたもので、かつてはどの家庭でもこの時季に作り、いろりの上につるす光景が見られました。 自生するヨモギを使い、もち米とうるち米を混ぜた物と同じ分量を入れて臼でつき、直径20センチほどの円盤状に形を整えます。 円盤状で「なべしき」とも呼ばれています。 以前は田植え期のおやつとして食べられていました。 1週間ほど干して完成し、食べるときは2、3日ほど水に浸して戻します。 管理運営する池田屋事務局長の広田邦彦さんは「珍しい池田の伝統食を味わってほしい」と話してくれました。 ふるさとふれあい道場では干さずに冷凍して戻し不要のばんこもちも扱っています。 1枚1300円から販売しています。 配送にも対応しています。 ふるさとふれあい道場 〒910-2524 福井県今立郡池田町土合皿尾14−7-1 電話 0778-44-6878 営業時間 午前10時から午後5時 定休日 第1・3火曜日