大滝中学校68年の歴史に幕

2015年3月末で閉校する秩父市立大滝中学校(新井清人校長)の閉校記念式典が行われました。

在校生や卒業生、元職員や地域住民ら約280人が集まって、68年間続いた母校の思い出を胸に刻みました。

生徒を代表し、2年生の山中裕貴君(14)が閉校作文を朗読。

「大滝中最後の在校生として、閉校に立ち会えることはとても誇らしいこと。大滝中がなくなっても、学校はたくさんの人の心の中に残る。ありがとう、大滝中学校」と感謝の思いを披露しました。

式典終了後、「思案の庭」で、閉校記念碑の除幕式を開催。

記念碑を囲み、参加者全員で記念写真を撮影しました。

除幕式を終えると、大滝体育館で惜別の会が行われ、生徒たちが三峰神代神楽を発表して華を添えました。

一同で校歌を斉唱した参加者たちは、思い思いに別れを惜しんでいました。

閉校記念事業実行委員長の笠原昭さんは「中学校がなくなるというのは、心のよりどころがなくなるような寂しさがある。集まってもらった皆さんも同じ気持ちだと思う。これから英知を振り絞ってもう一度、大滝のことを考え直す機会を設けていければ」と話してくれました。


大滝中学校は1947年開校。

ピーク時の62年度には371人が在籍しましたが、過疎化などの影響で生徒数が減少しました。

閉校に伴い、旧大滝村では学校がなくなることになりました。

在校生たちは4月から、荒川中学校へ通学します。

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