象のオリ解体 AN/FLR-9
米軍三沢基地で1965年から旧ソ連や中国などの短波通信を傍受し、東西冷戦の象徴とも呼ばれた巨大アンテナ、象のオリの解体が始まりました。
冷戦時代を象徴する施設が国内から姿を消すことになります。
直径約440メートル、高さ約40メートルの巨大なアンテナ。
中心部の建物を垂直アンテナなどが囲む外観からエレファント・ケージと呼ばれています。
正式名称は、AN/FLR-9。
老朽化や通信システムのデジタル化に伴い、2012年に運用を終えました。
現在は、複数の丸いドーム形アンテナが施設の向かいに設置され、後継の役割を担っています。
三沢基地副司令官のアンドリュー・ハンセン大佐は「約半世紀にわたり、冷戦の象徴として三沢に存在した象のオリが姿を消す。残念だが、未来に進む一歩だ。技術の進歩により、施設は新しい運用形態に移行する。三沢とは今後も良好な友好関係を維持しなければならない」と話しています。
跡地は、米兵や家族向けのスポーツ施設などに活用する計画だそうです。
沖縄県読谷村の楚辺通信所にも象のオリがありましたが2007年に撤去されています。
冷戦時代を象徴する施設が国内から姿を消すことになります。
直径約440メートル、高さ約40メートルの巨大なアンテナ。
中心部の建物を垂直アンテナなどが囲む外観からエレファント・ケージと呼ばれています。
正式名称は、AN/FLR-9。
老朽化や通信システムのデジタル化に伴い、2012年に運用を終えました。
現在は、複数の丸いドーム形アンテナが施設の向かいに設置され、後継の役割を担っています。
三沢基地副司令官のアンドリュー・ハンセン大佐は「約半世紀にわたり、冷戦の象徴として三沢に存在した象のオリが姿を消す。残念だが、未来に進む一歩だ。技術の進歩により、施設は新しい運用形態に移行する。三沢とは今後も良好な友好関係を維持しなければならない」と話しています。
跡地は、米兵や家族向けのスポーツ施設などに活用する計画だそうです。
沖縄県読谷村の楚辺通信所にも象のオリがありましたが2007年に撤去されています。