さよならケロロ電車 貴重な5000系
ケロロ軍曹の絵を施した熊本電鉄のケロロ電車が10月12日に運行を終了します。
車両は元の緑一色のデザインに戻った後、老朽化のために来年秋ごろには営業運転からも引退する予定です。
熊本電鉄は「宇宙から来たケロロ軍曹が熊本での役目を終え、故郷の星に帰ることになった。残る1カ月余の間に、多くの人に乗車してほしい」と呼び掛けています。
熊本電鉄によると、ケロロ電車は1957年製の5000系。
東急電鉄で使用されていましたが、1985年に熊本電鉄が譲り受けました。
緑色で丸みを帯びた姿から青ガエルの愛称で親しまれています。
ケロロ電車となったのは2012年から。
ケロロ軍曹は、カエルに似た姿の宇宙人が地球で活躍する漫画で、作者の吉崎観音さんが熊本市に住んだことがある縁で、ラッピング企画が実現しました。
ケロロ電車は、北熊本~上熊本間の3.4キロを1日約30往復。
冷房設備がなく、カーブのたびに古い車体と一緒につり革が大きく揺れます。
アニメのケロロ軍曹の声で車内放送が流れると、ローカル線ののんびりした雰囲気でいっぱいになります。
熊本電鉄は、10月12日まで電車全線で使える「ケロロ軍曹1日乗車券」(大人千円、子ども500円)を販売します。
熊本電鉄は、ケロロ電車を含め5000系を2両保有。
現役車両は国内では貴重で、この夏休みには連日、引退のうわさを聞きつけた全国のファンが乗車や撮影に訪れました。
熊本電鉄は今後、関東の私鉄から別の車両を購入する予定で、5000系は来年11月ごろまでに2両とも引退させるということです。
車両は元の緑一色のデザインに戻った後、老朽化のために来年秋ごろには営業運転からも引退する予定です。
熊本電鉄は「宇宙から来たケロロ軍曹が熊本での役目を終え、故郷の星に帰ることになった。残る1カ月余の間に、多くの人に乗車してほしい」と呼び掛けています。
熊本電鉄によると、ケロロ電車は1957年製の5000系。
東急電鉄で使用されていましたが、1985年に熊本電鉄が譲り受けました。
緑色で丸みを帯びた姿から青ガエルの愛称で親しまれています。
ケロロ電車となったのは2012年から。
ケロロ軍曹は、カエルに似た姿の宇宙人が地球で活躍する漫画で、作者の吉崎観音さんが熊本市に住んだことがある縁で、ラッピング企画が実現しました。
ケロロ電車は、北熊本~上熊本間の3.4キロを1日約30往復。
冷房設備がなく、カーブのたびに古い車体と一緒につり革が大きく揺れます。
アニメのケロロ軍曹の声で車内放送が流れると、ローカル線ののんびりした雰囲気でいっぱいになります。
熊本電鉄は、10月12日まで電車全線で使える「ケロロ軍曹1日乗車券」(大人千円、子ども500円)を販売します。
熊本電鉄は、ケロロ電車を含め5000系を2両保有。
現役車両は国内では貴重で、この夏休みには連日、引退のうわさを聞きつけた全国のファンが乗車や撮影に訪れました。
熊本電鉄は今後、関東の私鉄から別の車両を購入する予定で、5000系は来年11月ごろまでに2両とも引退させるということです。