オゴノリ漁、キロ450円

長崎市野母崎地区でオゴノリ漁(マフノリ)が解禁されました。

許可を受けた地元住民らが岩場で、かごいっぱいに赤紫色のオゴノリを採っています。

野母崎三和漁協野母支所などによると、オゴノリは、海藻サラダや刺し身のつまなどに使われます。

大潮の干潮時にしか採れないそうです。

生オゴは、1キロ450円ほどで取引されます。

良質なオゴノリが多いのは、野母町の権現山の南西側。

磯までは、小船で行くか、山道を通り険しい崖をロープで下ります。

ひと昔前までは、かごを背負って歩く人の姿が風物詩の一つでした。


自営業の男性は、約4時間かけて袋12個分(約100キロ)を採りました。

男性は「(解禁された)12日はしけで船を出せず山道を通った。60キロ採ったが帰りがきつかった」と笑顔で話してくれました。

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