永平寺口駅舎建設と周辺整備

えちぜん鉄道の新しい永平寺口駅舎建設と周辺整備の一部が終了し完成式が行われました。

関係者らは、1914(大正三)年の開業当時の雰囲気も受け継いだモダンな新駅舎と、大本山永平寺の玄関口にふさわしい駅前空間の誕生を祝いました。

永平寺口駅は、国道416号と大本山永平寺に向かう国道364号の交差点に隣接して設けられています。

しかし、アクセス道路が狭く観光客に分かりづらいなど問題ありました。

町などは、国の登録文化財「旧京都電燈古市変電所跡」(通称・レンガ館)を中心としたロータリーや二つの国道とのアクセス道路を整備。

同時に、駅舎を線路北側に移転・新築し、旧駅舎を地域交流・観光案内施設にリニューアルすることにしました。

新駅舎は、木造瓦ぶき平屋建てで、床面積は百平方メートル。

駅事務所と待合室、多目的トイレを備えています。

プラットホームへの通路は、五月をめどに整備し、旧駅舎は交流拠点として九月のオープンを目指します。

新駅舎前に設けられたロータリーには、レンガ館を中心とした駅前広場を巡る260メートルの道路と、屋根付きのバス停と駐輪場を整備し、乗降客の利便性を図りました。

総事業費は、1億3000万円。

国道416号とロータリーを結ぶアクセス道路は、二億円で福井県が整備しました。


完成式で河合永充町長は「レンガ館を地域のシンボルとして長く保存し、地域住民や観光客の利便性を図り、一人でも多くの観光客が訪れることを期待している」とあいさつしました。

レンガ館の外観を含む駅前広場約一千平方メートルや、国道364号とロータリーを結ぶ道路は本年度整備されます。

永平寺口駅地図

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