黒沢尻歌舞伎さくら道中

岩手県北上市の展勝地公園で、江戸時代の花街の行列を再現した「黒沢尻歌舞伎さくら道中」が行われました。

あでやかな衣装をまとったおいらんが、桜並木を進む豪華な絵巻物に、観客から大きな歓声が上がりました。

村歌舞伎の伝承に取り組む黒沢尻歌舞伎保存会のメンバーら約30人が、遊女などに扮しました。

傘持ちを引き連れた高げた姿のおいらんが「外八文字」の足運びで、約250メートルの並木道をゆっくりと練り歩きました。


8回目の参加で初めておいらん役を務めた鬼柳さんは「憧れのおいらんになることができて楽しかった。みんなのイメージを崩さないよう責任の重さを感じたが、観客にきれいと言っていただいてうれしかった」と満足げな様子。

黒沢尻歌舞伎保存会の高橋恵美子さんは「コンベンション協会との初共催で、皆さんの応援のおかげで今回も無事開催することができた。北上に伝わる文化を今後も継承したい」と話してくれました。



北上市の会社員藤田祐子さんと連れ立って訪れた奥州市の会社員清水史絵さんは「初めて見たが、美しさに感動した。着物もすてきだった」と感激した様子でした。

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