湯～遊～バス フリーキップ700円

伊豆東海バスは、熱海市委託事業としての運行を終了し、１日から装い新たに自主運行を開始する「湯～遊～バス」のラッピング完成披露式典を熱海市営東駐車場で開きました。

バスのデザインは、仙台市出身の若手現代アートユニット「ｕｗａｂａｍｉ（ウワバミ）」のムトウアキヒトさんとはらだかおるさん。

風景とその場にいる人物を一つの作品の中に描く手法「キャラストレーション」で、熱海温泉街や熱海梅園、熱海城、海上花火などを車両の全面に表現。

熱海市内で開催された混流温泉文化祭に２人が参加していたことをきっかけに、熱海市観光協会の仲介で制作が実現しました。

２人は「生活の中に溶け込む作品を描くことが目標だった」と話してくれました。

湯～遊～バスは、利用者の減少と赤字運行が続き、熱海市が２０１３年度末で廃止する方針を示しましたが、受託しているバス会社２社のうち伊豆東海が運行ルートやダイヤ、運賃を見直した上で存続させることを決めました。

ルートの一部縮小などを考慮して１日乗車券は、現行より１００円安い７００円（大人）に設定。

熱海市民にも気軽に乗車してもらうよう２５０円（大人）の１回乗車運賃を創設するなどしました。

熱海市内名所めぐり　湯～遊～バス

熱海市の名所・旧跡を中心に巡回している、観光に最適のバス「湯～遊～バス」は、４月より運行開始です。

観光やお食事を楽しみ、別の観光スポットへと、フリーきっぷを購入すれば、１日に何度でも乗り降りでき、とってもお得です！