人形のまち岩槻流しびな

子どもたちの無病息災を願う伝統行事「人形のまち岩槻流しびな」が、さいたま市岩槻区の岩槻城址公園内で行われました。

流しびなは、いぐさで編んだ円形の「さん俵」に願いを託して流す行事で、ひな祭りのルーツともいわれています。

源氏物語にも登場します。

曇り空ながら、約4000人が来場。

岩槻人形大使で講談師の神田あおいさんの司会で、上田清司知事、清水勇人さいたま市長らが「お手本」を行いました。

親王と姫に扮した6代目さいたま小町の松下茉央さんと林由貴英さんが登場すると、会場は華やかな雰囲気に包まれました。

水面に浮かべられたさん俵は、ゆっくりと流れていき、手を合わせる年配の女性や手を振る女の子の姿も見られました。



岩槻人形協同組合によると、岩槻の人形文化は、江戸幕府三代将軍徳川家光のころからの歴史があり、昭和三十~四十年代には約五百人の職人がいたそうです。

現在は、百数十人に減少したものの、年間出荷額は約九十億円で、ひな人形のシェアは全国の五割を誇っています。

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