ちかつゆブルーベリー園

Tags

和歌山県田辺市中辺路町近露で、地元住民が協力し、休耕田を活用してブルーベリー栽培に乗り出しました。

来年の観光農園オープンに向けて準備を進めています。

山間部の活性化につなげたいと意欲を燃やしています。

取り組んでいるのは、梅加工販売業を営む岡上宇視さんと3年前に大阪からIターンで移住した川本五一さん。

高齢化が進み、休耕田が出ている地域で何か活性化につながる取り組みができないかと考え、ブルーベリーの観光農園を開くことを決めました。

名称を「ちかつゆブルーベリー園」とし、岡上宇視さんが代表を務め、川本五一さんが栽培管理を担当。

ドライブイン「古道歩きの里ちかつゆ」の近くにある休耕田約30アールを借りました。

事業に当たっては、日本政策金融公庫田辺支店から「中小企業経営力強化資金(新企業育成資金)」として300万円の融資を受けました。


昨年5月に「オレゴンブルー」や「ブルーレイ」など8種の苗木130本を植えました。

今年も3月に約300本を植える予定です。

元が水田で粘土質のため、杉皮や肥料を入れるなど土壌の改良からスタート。

さらに休耕田を借りて来年も500本ぐらい増やし、年間5千人の観光客の受け入れを目標にしています。

2人がブルーベリーを栽培するのは初めてです。

中辺路町川合で10年以上前からブルーベリーを栽培している農家や和歌山県の農業担当者に教えてもらいながら取り組んでいます。

収穫シーズンは、6月から9月。

当初は、今年のオープンを計画していましたが、木を大きくするために今年は実をならさない方がいいという助言を受けて剪定し、来年の開園を目指すこととなりました。

ドライブインを運営する企業と連携し、熊野古道歩きのツアーにブルーベリー狩りを組み込む計画もあります。

客が取り切れなかった分は、生果や冷凍してジャムに加工し、ドライブインで販売することも考えています。

川本五一さんは「全くの素人なので何も分からないが、いろいろ教えてくれる人がいるのでありがたい。立地的に最高の所で景色も良いので、お客さんにはほっとしてもらえる場所になると思う」。

岡上宇視さんは「観光で訪れた人に喜んで帰ってもらい、また来ていただけるようになればうれしい。栽培管理や加工で雇用も出てくる。地域活性化につなげていきたい」と話してくれました。

Related article