外国語パンフレット1万6千部を製作!近江町市場

金沢市を訪れる外国人観光客の増加で市民の台所である近江町市場が国際化を加速 し外国語のパンフレット4種類を作製しました。

英語、中国語(簡体字)、台湾向け中国語(繁体字)、韓国語版を用意し、11月から市場で配布されます。

近江町市場商店街振興組合は、国際的な「もてなし力」を高め、外国人客の一層の呼び込みを図る考えです。

パンフレットは、A4判三つ折りで市場の全体像が一目で分かる地図を掲載しています。

鮮魚店は青、飲食店はオレンジなど、店を種類ごとに色分けしたのが特長で、聞かれることが多いトイレや駐車場の位置も明示しました。

市場の歴史や旬の食材、加賀野菜も紹介し、日本語版も含めて計1万6千部を製作しました。




近江町市場は、17世紀末から18世紀はじめ、金沢城下で火災が相次ぎ、城下町の市場が集約したのが始まりとされています。

鮮魚店や青果店がひしめき「市民の台所」として親しまれてきた一方、近年は郊外に大型スーパーができたことで一般客は減り、観光客の割合が増えていました。

ここ1年は、円安効果や金沢港への外国籍クルーズ船の寄港で外国人観光客が急増しています。

それに対応するため昨年末、英語や中国語で表記された地図を掲示し、今年6月には、店員向けの英会話教室を開いています。


市場内ではかつて、日本語で書かれた地図しかなく、店員が外国人に金沢弁でまくし立てる姿もよく見られました。

倉田保秀事務長は「海外から来た人にも、近江町で買い物を楽し んでもらいたい」と話しています。

近江町市場

住所: 〒920-0905 石川県金沢市上近江町50

電話:076-231-1462

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