川崎駅周辺2カ所道路改良工事完了

安全で快適な自転車の通行を実現しようと、川崎市が川崎駅周辺2カ所で取り組んできた道路の改良工事が完了し本格供用を開始しました。

市役所通りに自転車通行帯を、県道のJRガード下に自転車専用道をそれぞれ整備しました。

川崎市役所前では記念式典が開かれました。

市役所通りの整備区間は、駅前から市役所本庁舎前までの350メートル。

従来は歩道だった通りの両側に、自転車通行帯(幅2・5メートル)と歩行空間(幅3・5メートル)を設けて、自転車と歩行者の分離を図りました。

2時間まで無料の時間利用駐輪場も整備し、買い物客らの利便性向上に努めました。

自転車は、今後、通行帯か車道を走行することが求められ、違反した場合は道交法に基づき、2万円以下の罰金または科料となることもあります。

本年度中には、さらに国道15号までの100メートルも整備します。


JRガード下の整備は、自転車による人身事故が後を絶たないための措置。

片側2車線の県道を1車線に減らした上で、車道の両脇に長さ170メートルと210メートルの一方通行の自転車専用道(幅2メートル)を設けました。


今回の本格供用に先駆け川崎市は、昨年11月から社会実験と暫定供用を実施。

特に一方通行の自転車道は全国初の試みだったため、警備員を配置して逆走対策に取り組んできました。

警備員の配置は終了しますが、川崎市は、逆走禁止の大形看板も自転車道出口に設置。

引き続きルールの徹底を呼び掛けます。

違反者は、道交法で3月以下の懲役または5万円以下の罰金が科される可能性もあります。

式典で阿部孝夫市長は「自転車は重要な移動手段だが、駅前では多くの自転車が集中し、安全な通行の妨げになっている側面もあった。事故のない安全で快適なまちになるよう一層努めていく」と話しました。

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