こんにゃく麺製造装置、健康食へ!

エムテックスが開発した「こんにゃく麺」の製造装置に、海外から問い合わせが相次いでいます。

国内では買い手が現れていない装置ですが、健康食への関心が高い欧米の目に留まりました。

国内を飛び越していきなり世界へ市場が広がり、会社関係者も驚いています。

「こんにゃく麺」は、小麦を使わず、コンニャクイモの粉と米粉が原材料。

小麦の麺の6割程度のカロリーで、食感や味に大きな違いはないという。

開発に3年をかけ、2006年に商品化しました。

装置は、幅0・8メートル、長さ1・8メートル、高さ1・3メートル。

生地を加温・加圧する長さ1メートルの円筒型のスクリュー部分を設け、麺の切れやすさを解決しました。


麺と製法は特許を出願中。

エムテックスは、麺とスープがセットの「こんにゃくラーメン」を売り出すとともに、装置の販売を目指し、岩国市の鉄工所と製作の委託契約を結びました。

しかし「国内では1台も売れなかった」と原田浩治社長。

1台約500万円。

ベルトコンベヤーを付けると約1千万円。

低カロリー麺として需要を見込みましたが、価格もネックとなり、国内では興味を示す業者はありませんでした。


転機は、昨年9月。

原田社長の兄が経営するこんにゃく製造業の原田食品が、米国ロサンゼルスの見本市に出品。

現地の飲食業者に橋渡ししてくれました。

肥満が問題となっている米国では、日本食が健康的とされ、4月に装置1台を納入し、2台目の注文も入りました。

また、別の代理店の働き掛けで、フランス、ドイツ、イタリア、台湾、ベトナムから商談の打診が舞い込んでいます。

エムテックス有限会社

〒742-0009 山口県柳井市新市2-32 Tel: 0820-22-0654 Fax: 0820-22-0677

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