ハイブリッドケーソン釜石港に到着 重さ7600トン!

東日本大震災の津波でほぼ全壊した釜石湾口防波堤の復旧工事で、防波堤本体の一部になる巨大構造物「ハイブリッドケーソン」1基が釜石港に到着しました。(HV)

6月19日から初の据え付け作業が行われます。

HVケーソンは、長さ50メートル、高さ19.5メートル、幅22.5メートル、重さ7600トン。

大きさは、7階建てのビルに相当します。

鉄筋コンクリートに鋼材や鋼板を組み合わせた構造で、強度や施工性に優れています。

昨年3月から愛知県で製作され、5月15日に名古屋港を出て、海上輸送されました。

釜石湾口防波堤は、北堤990メートル、南堤670メートル、開口部300メートルで、基礎を含む水深が世界最深の63メートル。

今回は、ケーソン63基中46基を新調。


ほとんどは、岩手県釜石市で製作し、HVケーソン6基は愛知県のほか千葉、三重両県で製作します。

工事は、2012年2月に着工。

総事業費約490億円をかけて震災前と同規模に復旧されます。

2016年3月の完成を目指しています。

東北地方整備局釜石港湾事務所は「工事は予定通り進んでいる。一日も早く復旧させたい」と話しています。

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