FMヨコハマ送信所を移設1200mの高さから送信

FMヨコハマは、横浜市磯子区の円海山から大山の秦野市側に送信所を移設し、6月24日午前5時から本放送を始めると発表しました。

周波数は、従来通り84・7メガヘルツを使用します。

開局25周年記念事業の一環で、都市部での高層ビルの増加などに伴い神奈川県内の一部で生じていた難聴地域の解消を目指すとともに、災害時の情報発信を強化します。

大山山頂近くの高さ約1200メートルの地点にアンテナを設置しました。

横浜市内最高点の円海山(153メートル)に設けていた既存の送信所は予備送信所として運営します。

出力は、従来通り5キロワットで、神奈川県内全域と近隣1都7県の一部をカバーします。

1985年12月の開局以来、川崎市、横浜市北部、県央の一部で地理的条件が原因で電波が届きにくい難聴地域が発生していました。

都市部では、高層ビルが相次いで建設されたことで、難聴地域がさらに拡大。

人口増に伴い難聴人口も増加したことから早期の解消が急務となり、25周年の2010年に新送信所建設に着手しました。


FMヨコハマによると、現在の難聴世帯数は神奈川県の15%に相当する60万世帯。

大山に送信所が移転することで6万世帯に減少すると見込んでいます。

FMヨコハマは、すでに神奈川県内の自治体やコミュニティーFM局、神奈川県警本部などとの間で災害時の協定を締結しています。

藤木幸夫社長は「神奈川県民の安全・安心に貢献するため、大山送信所への移転をきっかけに災害に強い放送局として社会的使命を果たしたい」と話しています。

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